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人間は恵みに気付かない愚かな生き物

これそこそこ生きている人間の説教でもなければ老害でもなく事実

片親だから生きたい学校は受験させて貰えなかった。落ちたら私立に通うしかなくなるので大学まで行かせられない可能性が出てくるからと。大学は好きな学部には行けなかった、片親なので就職しやすい学部にしろと言われた。
自分の希望じゃなかったので学校は途中で行くの辞めた、結局単位制や高卒認定試験という選択肢は与えられなかった。普通科に通えということしか親になかったので学校には結局戻った。戻るなら学校用の自分を作り込み生きると決めたのでクラスでは一番になった、成績がいいので遅刻も早退も適当に放ってもらえた。
プールの授業は一度も出なかった、思春期の女子と男子が同じ空間に水着なんて気持ち悪すぎ、で、通知表1、二学期は適当にサボったりしつつ参加で3、走るのが早いので大会で毎年上位で5、総合3になるので留年しないという計算で過ごした。
やっていることが極端なのか目立っていたのかもしれないが知らない。
他人は結局他人なのでどうでもよかった。
私は「当時の私」を生きた。

やりたくもない学生時代を終えて大分経ったけれどやはり通わせられる環境で生きられたというのは恵まれていたのだと思う。
文句を言っても高学歴は就職で武器になるし大卒じゃないと採用しない会社もある。
大学受験前は母は仕事以外にバイトもしていたが
そんな体力は今の私ですらない。
あの頃の親の年齢に近付くほど私には出来ない。
親から与えられたものもあり失ったものも大きい。
でも与えられたものがあって結局今の自分でしかないし失ったものも多いから今の自分でいられる。
死にたかった自分を振り返る。
結局諦めた人がいつだっていなくなる。
終わりは必ずおとずれるので
だったら無様でも生きようか?になってしまう自分が
嫌いじゃないなそういうの。
誰も誰かの人生を邪魔しないでよ。
生きてるのだから。

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