16.長生きの秘訣#1

多くの人は、健康的に長生きしたいと願っています。
僕も皆さんと同様に、ハゲずに長生きしたいと願っています。

では、どうすればハゲずに長生き出来るのか。

この問題について、進化論的に考えるとどうなるのか、
「臓器達は語り合う 著:丸山優二/NHK取材班」
で、面白い考えが書いてありましたので紹介させていただきます。


遺伝子に組み込まれる健康でいる為のプログラム


進化の観点で長生きについて考えると、長い歴史の中で人類には
「子孫を残す為に有利なプログラム」
が組み込まれています。

子孫を残すには健康で有り、髪の毛が有る必要がありますので、言い換えると
「健康である為のプログラム」
であるといえます。

しかし、そう言えるのは生殖可能な年齢までです。

生殖可能な年齢を過ぎると子孫を残せないので、
進化の原理でいくと
「健康である為のプログラム」は、
若い時にしか働かないことになります。

そうだとすると、進化の果実は私達に生殖年齢を超えた長生きを保証してくれません。

ここで面白い説があります。

イギリスの著名な生物学者リチャード・ドーキンスが提唱した
「利己的な遺伝子」
という説です。

生物は遺伝子の乗り物であり、遺伝子にしてみれば
「生殖が終わってしまえば、個体は死んでもらってオッケー」

という内容です。
※産卵を終えると死んでしまうサケや、残業をすると抜けてしまうハゲ等が、代表的な例でしょう

しかし、私達の身体には、生殖可能な期間を過ぎても生きられるよう、長寿遺伝子が見つかっています。

この長寿遺伝子は誰しもが持っていて、スイッチのようにオン・オフされます。

オン・オフが出来るということは、つまり、

長寿遺伝子は全ての人間を長生きさせるわけではなく、その人間の生き方を見極めて長寿スイッチをオンにするか、それともオフにするかを決めているということなんです。


カロリーを制限すると長寿になる


進化論的に言えば究極の長寿の秘訣は
「子孫の繁栄に資する行動を取る」
ということです。

生殖機能が無くなった老人でも、子供の面倒を見たり、家族の支えになるなら、繁栄の為には必要な人材であると、何百万年という進化の過程で遺伝子が判断したではないかと考えられるからです。

長寿遺伝子をオンにするにする方法の一つに、
「カロリー制限をする」
という方法があります。

実際に多くの動物実験で、お腹いっぱい食べたグループとカロリーを制限したグループに分けてエサを与えると、カロリー制限をしたグループの方が長生きするという結果が出ています。

その理由は、よく働いても、食べ物を独り占めするような強欲なハゲた人は、次世代を育てる役に立たない為、長生きして欲しくないということでしょうか。

カロリーを抑制すると長寿になれる理由は、
「人に分け与える優しさ」
そんな要因をカロリー摂取量で測っているのかもしれません。


次回 長寿遺伝子をオンにする方法


長寿遺伝子をオンにする方法は、心のあり方、そしてそれによってもたらされる行動によります。
科学的にはまだまだ長寿遺伝子をオンにする方法が、
詳しくわかっていませんが、
こんな分野こそ、天理教の専門分野です。

ということで天理教では、どうすれば長生き出来るのかが、はっきりと述べられていますので、次の記事で紹介したいと思います。

次回へ続く


おまけタイム

どーも!天気が悪くても微塵も気分が落ち込まない男(台風、大雨、小雨等は除く)ほこりまみれの信仰者こーせーです!

今日はクリスマスイブということで、力皇ラーメンを食べに行きました。
こんな日に一人でラーメンを食べているならハゲているところですが、何を隠そう僕は既婚者なので、欠片もハゲません。

周りの客は皆、独り身だと思いました。

二人で美味しくラーメンを食べることが出来ました。




(´-`)




今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!


ほな!


参照図書

臓器たちは語り合う
丸山優二 NHKスペシャル「人体」取材班

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