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福頼宏隆@法華コム
2021年5月10日 20:46
昨日まで、信心という人の心の働きを巡る若き日の思考と経験の記録として、メールマガジンの過去ログを転載した。【注:現在は非公開】 あれから20年。相応に歳を取り、また、住職として僧侶の道に復帰をした。少なくとも月に二回、定例祭の場で檀信徒に向けて御法話を行っている。 法華経寺は島根の片田舎の小さなお寺だが、信行の道場として半世紀にわたり法燈を護ってきた。檀信徒向け御法話は信心を共にする人に
2021年4月23日 21:34
このnoteは、僧侶として、しかし気負わずに、「人間」についてあれこれ書こうと思っている。 それでもひとつ、記事執筆の目的がある。将来まとめたい『以信代慧の人間論──科学と宗教、智慧と信仰』に関連する着想や読書記録だ。 「以信代慧」は日蓮聖人『四信五品抄』に出てくる言葉で「信を以て慧に代う」と読み下す。「信じることが智慧の代わりになる」ということだ。 仏教は「智慧の宗教」といわれる。