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『虐待児の詩』　青い鳥の記憶

緒頭苫法界

「逃げ出したくて」

語った　訳を考えた

言い訳だった

あれこれ　理屈で　こね回して
言葉は　装飾されてた　けれど・・

言い放った　コトバの
凡てが　言い訳だった

##逃げ出したくて

生きてきた　凡てを
否定　されたくなくて

無理矢理　こじつけて
肯定する理由

吐き出し続け　自己嫌悪



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