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神恵内方面を望む(神威岬)
かもえないほうめんをのぞむ(かむいみさき)
油絵 キャンバス F8 横455×縦380 2019年制作

私が北海道を旅するようになった理由ですが !

夷酋列像の一点

20数年前に「夷酋列像」という12枚のアイヌ人を描いた絵がフランスで発見されました。江戸時代に描かれたもので「これはアイヌの衣装ではない。何か意図があって描かれたものだ」とアイヌの人たちが言っているとありました。
以来、212の市町村を巡り郷土資料館や行政施設を訪れる旅がはじまりました。(平成合併で今は179市町村となりました)

百年記念塔(水彩画)

2013年に札幌にある「百年記念塔」を描いた絵です。20分ほどで描いたものですが、この時、塔が右に傾いているように見えました。北海道庁に連絡するか迷いました。間違いであれば人騒がせな話です。日を改めて眺めてみると、やはり傾いているように感じます。三度目に訪れてみると塔の周りが立ち入り禁止でテープが張られていました。
私は絵筆をとったのは半世紀振りでしたが、自分の眼に自信を持ちました。

この塔は、明治元年から100年目に記念として建てられたものですが、昨年から工事が始まり壊されることになりました。
絶景を描いておかなければ永遠に失われてしまうという焦りもあり描き始めました。以来、10年目に入り作品は600点を超えました。

描いた絵は北海道中の風景画です。
無造作に積み上げているだけで誰の目にも触れることはありませんでした。
しかし、三年前にHPで見てもらおうと指導を仰ぎながらパソコンに向かい一年がかりで作り上げました。
それが「北海道ビューポイントー感動と絶景の美術館」です。

絵だけではつまらないので、旅で集めた資料を基にブログを書くようにしました。これが18本のテーマとなり3000を超えています。

今回、noteの舞台を借りて北海道中の絶景の旅を書くことにしました。
北海道は四国と九州本土を合わせたよりも広い大地です。
旅行を楽しみたいと企画されても、ガイドブックやネット情報を頼りにするのが一般的です。最初はそれでも十分楽しめますが二度・三度となれば独自の旅行を楽しみたくなるでしょう。
そのように思われている人たちに、これまで描いてきた絶景と町の見所などを紹介したいと思います。

また、旅行の想い出として「絵」の提供も考えています。

令和5年(2023年)2月2日




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