1700年の歴史を見つめる黄金水松。|北海道・芦別市
今回は、北海道・芦別市を古の時代から見守ってきた黄金水松をご紹介します。
黄金水松は、アイヌの伝承が伝わる歴史の深い大樹で、パワースポットとしても人気なのだそう。
黄金水松のすごさ
「水松」とは、イチイの木のこと。
イチイの木は、沖縄を除く日本全国に分布する耐寒性の強い木です。
仁徳天皇がイチイの木を用いて上官用の笏を作らせたのがその名の由来で、漢字にすると「一位」、つまりいイチイとなります。
もともと長寿な木ですが、北海道芦別市にある黄金水松は、推定樹齢1700年を超えるとされ、高さ21m、幹周6.2mで、全国にあるイチイの木の中で8番目の太さを誇ります。
黄金水松は芦別市指定文化財、新日本名木100選に選定されたほか、道内の単木として初の北海道指定文化財・天然記念物に指定されています。
アイヌの伝承
歴史ある黄金水松には、アイヌの逸話がいくつか残されています。
大雪山の懐に暮らした上川アイヌと、道央の空知のアイヌの人々が交流する際に、目印として選んだのがこの木。
ほかにも、黒蛇が黄金水松を住処として人に危害を与えていたが、上川アイヌの首長がそれを退治したという伝説もあります。
まとめ・アクセス
アイヌの伝説と1700年の歴史を持つ黄金水松の佇まい。
名実ともに立派な黄金水松の威容を、ぜひ現地で体感してみてください。
黄金水松公園には駐車場がありますので、車で行く際も安心です。
黄金水松公園
北海道芦別市黄金町764番地
最後までお読みいただきありがとうございました。
このnoteでは芦別市を中心に、北海道のローカルをご紹介しています。
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