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北海道の岬めぐり 1 再スタートにあたり

岬は絵になる場所です。私が絵を描くキッカケになったのは、高校生のころに「岬を画いた油絵」を観たからです。
33歳の時に北海道に戻ってきてから、「画家はあの岬をどこで描いたものか」が気になって「岬探し」を始めました。

北海道の沿岸は難所といわれた岬も多かったのですが、トンネル開削技術が進み今は一周することができます。一周すると約2000キロあります。夏に自転車で一か月かけて一周する人に出会ったこともありました。

70歳近くになって、その岬がどこなのかを見つけました。
何度も訪れている場所でした。見ている角度が問題で、私は上から見ていたので分からなかったのです。明治生まれの画家は海岸線を歩いていて描いた絵でした。
それがトップの絵で、積丹半島から神恵内方面を見た時の岬でした。
何故解ったのかというと画いていて「タコ岩」で気が付きました。

私が調べた「北海道の岬は離島は別にして150か所」ほどありました。
小樽市から西に向かうと「高島岬」があります。この岬から地図とネットを頼りに時計回りで調べました。一周して小樽の忍路半島竜ヶ岬で終わります。
時々「私の描いた岬」も見てもらいながらの岬めぐりを楽しんでください。全部を書いていたのでは三年かかるので、途中飛ばしながら進みます。
北海道の地形や歴史にまで触れることになりました。



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