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玉ねぎ+目玉焼き丼と、さらさらレッドのこと。

さらさらレッドという北海道の栗山町生まれのたまねぎがあります。
たまねぎが「余剰生産」だからと捨てられていたころ、北海道大学で種の勉強をした青年がそういう残念なことを解決できないかと考えました。
彼の答えは、「機能性たまねぎ」を作ってたまねぎの価値を高めること。

機能性たまねぎってなんだ?
玉ねぎに含まれる血液さらさら成分ケルセチンが普通より豊富に含むたまねぎを作ったら、食べる人の健康に役立ち喜ばれると彼は考えました。
玉ねぎが人にとって役立つ性質をパワーアップしたのです。

そして生まれたのが、さらさらレッドです!!!こちらをどうぞ!


栗山町!!!栗の北限です。じゃがいもの種いもの生産量が日本一です。 

たまねぎ栗山

日本酒の蔵元、小林酒造があります。すばらしい日本料理の店も、毎日通いたくなるチャーハンの店も、新鮮な野菜の直売所も、わたしが大好きなファームレストランもあります。

そして、野球好きの聖地、栗山監督の栗山ファームがある町です。

おっとっと。さらさらレッドに戻りましょう。
何より、味が濃いので、わたしはペースト状まで炒めてストックします。

作り方は、こうです。

👉たまねぎは半分に切ってから、水平に薄切りします。
なぜかって?このほうがケルセチンがいっぱい出るんです。
しかも、繊維を断つのでやわらかくなりやすいんです。

👉フライパンに入れて、塩をひとつまみ、ふたつまみ。
油を入れてください。混ぜて全体にまぶさるくらいまで。
あ、まぶさるって標準語でしょうか。

👉強火にかけます。あたたまるまでは混ぜません。がまんしてください!
混ぜると温度が下がります。

👉充分にあたたまったら混ぜます。そしてまたほっておくと、焦げ始めます。

👉そうしたら焦げの部分に水を大さじ2杯くらい入れます。水でしっとりしたたまねぎで、フライパンについた焦げの部分を拭きとる感じです。

たまねぎの糖分が焦げて、カラメル化してフライパンにくっついたのを洗い流しながら、玉ねぎに入れていく感じです。
茶色いところがどんどん増えていきます。

👉1個なら10分くらいで全体がペースト状に茶色くなり、甘くなっています。一気に仕上げなくてもちゃんと出来るので、たくさん作る時には、朝ごはんの準備をしながら途中まで作り、仕上げは晩ごはんの準備とか後片付けをしながら作っています。冷凍できます。


さらさらレッドで作ると、甘さとうまみが深くて広がりがあるとわたしは思います。うーん、おいしいんだなぁ。。。

道新2月丼 (2)

おすすめは、こちらの丼飯です。ごはんの上に玉ねぎペースト。
その上に目玉焼き。ネギと梅干しをあしらいます。
お醤油を卵の黄身の上にたらして、召し上がれ。


たまねぎよしださん

さらさらレッドの生産者チームは、皆で勉強して切磋琢磨し、栽培技術を研究してきたのです。栗山町が誇る農産物です。写真は生産者のひとり、吉田さんです。ちょっと前の写真だけど。( ̄▽ ̄)。



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