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干し貝柱と白菜のスープ

こんばんは。

今夜は、オホーツクの干し貝柱と白菜でスープを作りました。
中国料理の高級食材でもある干し貝柱。
ほたての貝柱の乾燥したものです。

これは直径2センチほどです。

そのまま齧ると、じわじわと凝縮されたホタテの味が、口の中に広がります。
オホーツク海には流氷がやってきます。まさに今、続々接岸中。
ハイシーズンには、紋別・網走では観光の砕氷船で間近に流氷を見ることができます。


遠くロシアから海を越えてやってくる流氷は、プランクトンをたくさん運んできます。
そのプランクトンを食べる魚介類はおいしくなりますよー。
たとえば、3月の海明け(流氷が去ること)の雄武の毛ガニは神レベル!!

おっと、話がカニに行きそうです!
ホタテに戻します。

動画のガリンコ号に乗れる紋別は、ホタテの町として有名です。

このホテルの朝ごはんは神レベル!!ホタテ好きなら泊まってほしい。


さて、夏のホタテ漁の時期にこのホテルに泊まったら、早朝にはホタテ漁の船を見ることができます。


夜が明けて、灯台の間を漁から船が帰ってきています。
夜明けです。沖に漁をしている船が見えます。

このホテルの近くに、ホタテを加工する工場があるらしく、ホタテを茹でる甘い香りがしていました。
茹でたホタテを乾燥させたら、ホタテの干し貝柱です。

昭和の昔は、干し貝柱は今ほど貴重ではなく、ウチのカレーの具でした。
「お母さん、、、お肉の入ったカレーが食べたいよ・・・」
どうしてウチのカレーの具はホタテの干し貝柱だったのか、、謎です。
あ、そして、炊き込みご飯は、ホタテの干し貝柱とお揚げでした。
「お母さん、鶏肉の入った炊き込みご飯が食べたいよ・・・」

そんな思い出のある干し貝柱でスープを作りました。
丸一日水に漬けておいた干し貝柱と、横に細切りした白菜と、昆布出汁を
電鍋に入れて加熱して塩だけで味付けです。
それがもう、神レベルの味です!!

たまに作るウチの味です。

北海道っていいなぁ。神の島だなぁ。。。と、
しみじみするスープであったまりました🥰。

年々手が届かなくなる干し貝柱。
海がやばーーーーーーい!!!😢

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