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ごはんにのっけるイタリアン⑰夏の味、なすのパルミジャーナ丼

Ciao !
夏のイタリア家庭料理といえば、なすのパルミジャーナを思うイタリア好きは多いことでしょう。

シチリアの学校で習ってから、何度作ったことか。
ゆで卵と入れるのはその先生のやり方で、入れない人もいます。
暑い夏に丸茄子を厚切りにしてアクを抜いて、ジャージャーと揚げるストイックな料理です(笑)。友人は南イタリアの夏に、外の大鍋で茄子を揚げていたのを見たそう。みんなで揚げたら、乗り切れそう(笑)。

きょうは、その、なすのパルミジャーナをごはんにのっけます。

安心してください。わたしたちの台所で、さっくりできるように。
そして、食べたら、なるほど、なすのパルミジャーナだわ、って味に。
そして、ごはんに寄せるように作りました。

工程は、
なすのあくを取る⇒なすを焼きつつ、にんにくチップを作る⇒トマトジュースで煮る⇒チーズを入れる⇒水分調整 です。

一人分の材料です。2人分ならなすは3個にして、他は2倍にしてください。

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なす1本、あら塩ひとつまみ、片栗粉か小麦粉小さじ1/2
にんにく小1片、鷹の爪少々、オリーブオイル大さじ11/2、

無塩トマトジュース100ml、味噌・砂糖 小さじ1ずつ
★パルメザンチーズ2振り(写真ではおろしたパルミジャーノ2gです)
溶けるスライスチーズ1枚、
ドライオレガノ(バジルやエルブ・ド・プロヴァンスでもOKです)

バター1かけ(5gほど)、醤油少々
ゆで卵 (沸騰した湯に入れて7分茹でたもの)1個

👉なすは縦半分に切り、切り口にあら塩を振ります。これ、イタリアのなすのあくの取り方です。少しの量なので、塩を振ったらキッチンペーパーに乗せて、あくの入った水をすぐに吸わせてしまいましょう。

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皮面には斜めに切れ目を入れます。

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こんなことができるくらい深く切ります。

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👉にんにくは薄切りにします。芽があればとってください。
オリーブオイル、鷹の爪とともにフライパンに入れて、中弱火にかけます。

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その間になすのペーパーをとってください。
薄茶色の水を吸っています。もしなすの断面に塩が溶けずに残っていたら
そのペーパーで拭いて取り除きます。
断面に片栗粉をつけます。
なすの水が出ていたら、粉をつけると焼いたときに跳ねにくくなります。

👉しゅわしゅわしてきたら、

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👉なすを入れて中~強火にします。

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にんにくがこんがりチップス状態になれば取り出します。
鷹の爪も同時に取り出してしまいましょう。

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このタイミングでなすの断面はこんなにおいしそーう。

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皮面は、このくらいまで焼きます。

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👉無塩トマトジュースと砂糖と味噌は混ぜておきます。

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火を止めてフライパンに投入します!そうしないと跳ねますからね!

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また火をつけて、煮ます。

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👉パルメザンチーズで味付けして、ちぎったスライスチーズを入れて、

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👉水小さじ2を入れてください。
味見して、煮詰まっちゃっていたら多めに大さじ1でOKです。
仕上げにハーブを入れ、香りでフィニッシュ!

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👉ごはんにバターと醤油を乗せて、その上にソースを乗せ、
なすをのっけてください。

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👉仕上げに茹で卵とにんにくチップスを乗せます。卵はまるごとでOKです。

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バター醤油ごはんと、なすのパルミジャーナがぴったり合うことに、にんにくチップスのカリカリ食感が作るリズムに、きっと驚くことでしょう!

まさにイタリアーンでニッポーンな夏の味。

良かったらどうぞお試しあれ~!!

*無塩トマトジュースのことはこちらへ。









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