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北海道の旅 2021年冬 11日目
朝5:30起床。さすがにマイナス10℃は厳しい。ドアのフチが冷凍庫のように凍りついている。
夜を明かした車はもう1台いたが、エンジンをかけっぱなしのようである。あれは雪が積もるとマフラーが塞がり、一酸化炭素が車内に充満して危険である。まあ、今日は問題ないが、21万キロ走っている私の車に、そんな負担はかけられない。
紋別へ向かい、久しぶりのすき家のまぜのっけで朝食をとる。
国道238号
国道238号は、網走を起点としてオホーツク海沿いに稚内へ至る、私の大好きな道である。
紋別を過ぎると、オホーツク海上がいい朝焼けとなった。
道の駅おこっぺ
国道238号より国道239号へ入ってすぐのところにある、町中タイプの道の駅である。旧・興部駅敷地にあるようだ。
いまはバスターミナルともなっている。
バスの待合室も兼ねているようである。
別棟には売店があるが、冬季休業である。
道の駅にしおこっぺ花夢
国道239号を内陸へ進む。
西興部の町より5kmほど離れた場所にある道の駅である。
木工芸品の売店や、花の温室がある。
日の出岬
国道239号を引き返し、雄武方面へ向かう。
雄武の町の手前に、オホーツク海へ少し突き出た岬が日の出岬である。
展望室。時季には流氷に覆い尽くされる。
手前にはキャンプ場がある。絶好のロケーションだ。
近くにはホテル日の出岬がある。ここのオホーツク海を望む露天風呂は大好きである。
道の駅おうむ
雄武の町中タイプの道の駅である。
興部と同様に旧・雄武駅敷地にあるようで、バスの待合室と観光案内所がある。
ビル7階相当の展望室からは、雄武の町とオホーツク海が一望である。
道の駅マリーンアイランド岡島
国道238号をひた走る。
枝幸の町の手前にある、船を形どった道の駅である。売店とレストランがあるが、残念ながら休館日であった。
道の駅北オホーツクはまとんべつ
北見神威岬あたりで、雪が降り出した。いよいよ宗谷入りという感じだ。
国道238号より国道275号へ入ったすぐのところにある、数年前に出来た浜頓別の町中タイプの道の駅である。
広いキッズルームがある。掃除中の職員しか居ないが。
売店とパン屋がある。レストランはない。最近の新しい道の駅にはこのケースが多い。
クッチャロ湖
浜頓別まで来たので、クッチャロ湖へ寄ってみた。残念ながら吹雪で真っ白である。
ここには絶景のキャンプ場があり、近くに温泉、Wi-Fiも飛んでおり、蚊が多いのを我慢すれば最高なので何度かキャンプ地とした。このトイレは人が入るとセンサーでBGMが流れていたのだが、最近は流れないようになった。
道の駅さるふつ公園
再び国道238号へ戻り、猿払へ入ると晴れてきた。
ホテル・レストラン・売店・キャンプ場がある、総合力の高い道の駅である。
ホテルとレストラン。
奥にも売店とレストランがある。
ホタテフライ丼を頂く。出汁が美味い。
募集旅行っぽい食事の用意がされている。ここはよくバスが入っている。
猿払特産のホタテを中心とした売店。
道の駅本館1階。
2階は休憩スペースになっている。
さるふつまるごと館の売店。
宗谷岬
さらに国道238号を北上する。実は猿払村は、市区町村別の平均所得ランキングで上位にランクされる村である。たしか東京都港区、中央区に次いで3位だった年もあったと思う。それは、ホタテ養殖に成功した結果であるらしい。
国道238号沿いの知来別地区にも、3階建ての立派なお家が並ぶ。現代の鰊御殿ならぬホタテ御殿である。
さいはての道を北へ進む。この感じが大好きだ。
もう何度到達したかわからない。吹雪いているので、長居する気にはならない。
道の駅わっかない
宗谷岬を過ぎ、宗谷海峡沿いを走る。
稚内の街へ入ると、吹雪は収まった。
道の駅わっかない、要するに改築された稚内駅である。
構内に昔の鉄路が残されている。少し手前になったようだ。
映画館もある。
売店。かつて駅前にあった食堂「ふじ田」も入っている。
稚内駅前。このドンツキ感がたまらない。
ノシャップ岬
最北の港を走る。
ノシャップ岬。雪が深い。
自衛隊のレーダーがある河岸段丘を横目に折り返すと、いよいよ南下という実感がある。
抜海駅
宗谷本線屈指の秘境駅である。
この感じ、たまらない。
道道106号
道道106号へ入る。ホッカイダーの聖地である。
行く先は凄まじい形相だ。残念ながらりしりは見えない。夏とは大いに違う表情である。
凄まじい風だ。
オトンルイ風力発電所。
道の駅てしお
天塩の町にある道の駅だ。
売店とレストランがある。
てしお温泉 夕映
HOの半額券で入浴する。公共の宿でもある。5,6回、年越しで宿泊したほど大好きなところであるが、4年前に指定管理業者が代わり、リニューアルしてお高くなってしまったのが実に残念である。
独特の油の匂いがする、琥珀色の強塩泉だ。和風と洋風の2種類の浴場があり、男女入替制である。和風の方には利尻富士を望む露天風呂があるが、11月〜4月は閉鎖される。10年ほど前までは洋風の方にも露天風呂があったが、「抜本的見直しのため」という張り紙と共に閉鎖されており、今に至る。
湯上がり処。
レストランで食事しようかと思うものの、やはり何か割高である。セイコマでいいやと、買い出しして道の駅てしおへ戻る。
ここをキャンプ地とする。
ホットシェフののり弁とフライドチキンでビールを。鮭フライである。
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