見出し画像

上から目線だと言われた時の対処

◽️学生や友人どうしの場合

特に集団が同じ立場にある時、たとえば、友達同士とか同級生で出てくる軋轢ですね。
いわゆるリーダーシップをとろうとする人は、多かれ少なかれそう言われるものです。
それでも、友達関係を壊したくなく「上から目線」と言われるのが嫌なら、他人をコントロールしたり、仕切ろうと思わないことです。 どうしても進めなければならない時は、賛同者がいる場合は協力を得たり、緊急の場合はアフターフォローを心がけることになるでしょう。 もちろん、一段上の立場を得、文字通り上から目線で始めることもありです。

でなければ、アイデアやプランを提案するのは良いと思いますが、そこに留めておくべきです。 なぜなら、集団のすべてのメンバーが、同じ情報や経験、性格、知性を持ち合わせていると言えませんので、それが良策だと必ずしも評価されないからです。

SNSなどの「いいね」や「高評価」もよく似ています。 ただ、高評価は回答が正しいかどうかではなく、読者に訴えかけるものがあったかどうかですけどね…おっと脱線しました。

つまり、それぞれが、上下ではなく水平的に発言しても、当然、上下のすれ違いがあるわけで、合わせようとすると、上下関係(優劣)が出てきます。 そこで、互いに説得しようと思うのは良いのですが、ゴリ押しは禁物で、諦めることも肝心です。

特に、「上から目線」と言われた時は、既に話の内容より、「発言者が気に入らない」と言う感情からくるもので、拒否されていますのでどうしようも無いです。 お前の言うことは、聞きたくないと言う宣言ですので、被害を被らないよう、粛々と措置をとった後、放置するしかないでしょう。 

その後は自然と距離を置くか、因果応報を受け入れる、受け入れさせるしか仕方がないでしょう。 ただし、自分が間違っている可能性もあることを考えに入れておいください。

しかし、高校・大学となると特に同じ学科やクラブとなると、同期生の場合、入試で偏差値が切り揃えてられているので、目指す職種や趣向に共通点が多く、価値観が近いので、互いに尊重し合っておれば、このような軋轢は少なくなると思います。 義務教育の中学生までか、バイト先ではあるあるでしょう。

◽️社会人の場合

一般社会の普通の組織においては、集団で同じ立場であると言うのは稀です。 職位や役割が全く同じの同僚から言われるのであればまだしも、「上から目線」と発言する人は、学生気分が抜けていないと言わざるを得ません。 なぜなら、仲良しクラブのような希薄な信頼関係で成り立っているのではありませんから。 もっと真剣で、強い上下関係・信頼関係がなければ、良い仕事はできません。 別の表現をするとプロ意識を持つことですね。

同僚の場合でも、真剣に問題解決に取り組んでいる場合なら、トコトン話し合うべきです。 話がまとまらないときとか、アイデアを出す場合は、ブレーンストーミングなどを使用するのも一つの手です。 ※ブレーンストーミングは、他者の発言を批判せず、一通りの発言後、内容の分類と検討は後で全員でします。

また、社会人の場合、似た立場の同僚はライバルであることが多く、組織も競争を助長させますので、腹の探り合いは普通にあると思います。 ですので、上から目線と言う言葉は、上っ面で、敗者の捨てゼリフに近いですね。 つまり、言われたあなたは勝者かも知れません。 おめでとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?