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災害時の応急手当~方法編~

災害が発生してから負傷している方へ落ち着いてすぐに対応することは難しいです。
普段から災害の備えとして傷病手当の方法も覚えておくと良いと思います。
専門の道具はいりません。身近なもので対応ができます!
今回は3つの傷病者対応方法についてお話します。


出血が多い時の対応

対応する人は感染予防のためにゴム手袋やビニール袋などで手を覆いましょう。傷口を直接手で触らないようにしてください。きれいなガーゼやハンカチを使って出血部位を強く抑えます。血が止まったら包帯やネクタイなどを使ってガーゼやハンカチを固定しましょう。

骨折の対応

骨折している部分を段ボールや板、傘、雑誌などの固いものを副木とし、紐などを使って固定します。骨折部位の上下の関節をカバーできる長さのものを使いましょう。
骨折している部分を無理に動かさないことも大切です。

やけどの対応

やけどの部位をきれいな水で冷やしましょう。服が脱げない時は、無理に脱がさないでください。皮膚がはがれる可能性があるため、服の上から冷やしましょう。その後、きれいなガーゼやタオルなどでやけどの部位を覆います。

傷病者対応時には必ずケガをしている人の意識確認を行ってください。
応急手当を行った後は、身の安全を確保しながら近くの医療機関や救護所へ行きましょう。      (文:Y.K)

参考

内閣府. 「できることから始めよう!防災対策 第4回-内閣府防災情報のページ」(2024.1.19アクセス) https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h25/74/bousaitaisaku.html
東京消防庁. 広報とうきょう消防第18号. (2024.1.26 アクセス). https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/kts/kts_18/kts06.html


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