自分が死ぬなんて想像もできないけど。
それでも人はいつかは死んでしまうものですね。
歳を取ってからのが可能性は高いけれども、交通事故で急に亡くなってしまうこともありえます。
職場の人や学生時代の友人、趣味友、そして恋人や家族。
多くの方が涙を流すことになるわけです。
ただ、そんな悲しい状況の中に更に問題が発生します。
お金の問題です。
亡くなったらいくらぐらいかかるか、ご存知ありますか?
まず、亡くなったらすぐにお葬式費用が発生します。
お葬式なんてあげなくてと良いって思われる方が近年増えてきているわけですが、それでも通例あげることになります。
葬儀業者へ200万円
お寺へ51万円
通夜からの飲食接待費45万円
お葬式費用としては300万円程度かかるわけです。
加えて、お墓代です。
お墓代ですが場所にもよって土地代が変わるのですが、200〜1000万円程度になります。
最後に、場合によっては巨額の医療費がかかることごあります。
例えば、自分の最愛の人が余命宣告をされてしまったとしたら、周りにたくさん人がいる大部屋の6人部屋とゆったりと過ごせる個室だと、どちらで過ごしてもらいたいですか?
この2つの選択肢だと、多くの人が個室を選ぶと思うのですが、実は個室に関しては前回ご紹介した高額療養費制度は使えないので、けっこうかかります。
余命6カ月として、人生の最後を全て個室で過ごしたとなると、
日本全国で金額は変わってくるのですが、個室の平均価格は1日3万円です。なので、これが6カ月あるとなると、
3×30×6=540万円
更に最新の医療を受けたり、高額な薬を飲んだりすると。医療費は300〜1000万円かかってしまうこともあります。
まとめると、お葬式代、お墓代、医療費で1000〜2000万円程度かかってしまうわけです。
このお金が悲しんでる家族にふりがかってしまうわけです。
人は一人では死ねないものですね。
ぶっちゃけここまでしなくても良いって思うかもしれないのですが、死んでしまったらどのような死後の整理が行われるかは残されたご家族がやるので、あらかじめその話は整理しておかなければなりません。