東京慈恵会医科大学大学院 在宅看護学講義レポート
当社ホウカンTOKYO(運営:ハノン・ケアシステム株式会社)代表取締役の河田浩司と教育・研究企画部部長の田嶋佐知子が東京慈恵会医科大学大学院在宅看護学の講師として登壇いたしました。二人はどちらも同大学院の非常勤講師を務めています。
講義テーマ
河田「訪問看護ステーション事業を経営戦略的に考える」
田嶋「都市部に暮らす在宅認知症高齢者が抱える課題と看護 家族が抱える課題と支援システム」
「訪問看護ステーション事業を経営戦略的に考える」代表取締役:河田浩司
河田の講義では、経営的な視点から訪問看護を持続可能な事業とするためにはどのような仕組みを作っていけばいいのか、について院生並びに大学院の先生方と討論いたしました。
近年、多くの訪問看護ステーションが新規開設されているものの、廃止されるステーションも数多くあり、運営上の課題が存在していることは明白です。そこで河田は、ビジネス視点で解決可能な運営上の課題についてフレームワークを用いて分析をし、ホウカンTOKYO独自のビジネスモデルを導入いたしました。
看護業務とオペレーション業務を明確に切り分け、その流れに合わせた業務プラットフォームを開発しています。また、当社が主宰する「在宅医療研究会オンライン」では地域に向けて医療の勉強会を毎月開催しており、毎回300名を超える方々にご参加いただくなど、地域におけるオンラインの活用も後押ししています。
在宅医療の一翼を担う訪問看護ステーションだからこそ、正しい事業継続のあり方を責任をもって考え、実行していかねばなりません。ホウカンTOKYO独自のビジネスモデルを社会に示していくことが、迫りくる日本の超高齢社会を支え、さらには在宅医療・在宅看護学の発展に寄与できると考えます。
まとめ
私たちは、ホウカンTOKYOの使命である【「都市型高齢化」に伴う社会課題に対して、持続可能な仕組みによって解決し、地域・社会へ貢献します。】を果たすべく、日々邁進していく所存です。
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