訪問看護の求職市場とは
先日人材紹介会社の方とも情報交換させていただいて、訪問看護の求職市場についてまとめたいと思います。
もう去年のデータになりますが、
日本看護協会の出したデータでは訪問看護が転職先で一番有効求人倍率が高くなっております。
それも3.22倍。
https://www.nurse.or.jp/home/up_pdf/20221121171629_f.pdf
確かに、社会全体としも、人員不足が叫ばれていますが、ここまでとは。
また、弊社がある名古屋市では、近年訪問看護の乱立が目立ってきており、有効求人倍率5倍近くなるのではとも言われております。
その為、訪問看護事業者は人材紹介会社に高い紹介料をお支払いしても、人員確保に動かないといけないのが現実です。
ちなみに、人材紹介会社の紹介料は20%~30%です。
交渉して紹介料20%まで下げている事業所もありますが、その場合30%の紹介料を払ってくれるところを求職者に推すため、内定が決まらない場合が多くなっていることもあるようです。
訪問看護事業者は次の手として、SNSなどによる求職者向けの広告を行い始めました。
ここ2,3年で一気に増えています。
看護師の方は、インスタグラム等で有料広告が良く流れてくると思いますので、ご存じの方も多いはず。
実際、SNS広告で人員獲得に成功して、人材紹介会社の紹介を断っているところもあるようです。
このように少しずつ変わってきている訪問看護の求職市場、私たち事業者側も工夫が必要になってきそうですね。
個人的には、あと2年もすると、また求職市場が変わってくると思っています。
SNS広告と併用して、一周回ってリファラル採用がもう一度くると思ってます。
またこれについては、どこかで書くか。お話するか。したいと思います。
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