好きなバンドを聞かれてメジャーどころを答えたつもりが「誰?」ってキョトンとされた時の沈黙が辛い
「バンドだと誰が好きなの?」
曇りのない瞳で酷なことを聞くな……!!!
これ、普段バンドしか聴かない人間にとってかなり困る質問。相手がバンドを聴かない人間だと尚更。
「好きなバンドは好きって言いたいけど…
どうせ知らないんでしょう?ねぇ?」
「バンド聴かない人間でも、
さすがにここは知ってるでしょ…名前だけでもぁ…。」
そして私はこう答える。
「ヤバイTシャツ屋さん。」
結局、安牌を選んでしまう自分の弱さよ。
でも実際好きだよ、ヤバT。今年のビバラでタンス(『DANCE ON TANSU』って曲がありまして)
聴けたの嬉しかったもん。マジで。
バンドを聴かない人間の前でヤバTの名前を出した時に予想できるリアクションは以下の3パターン。
「…知らない。」←マジで知らないやつ
「名前は聞いたことある。」←本当のやつ
「結婚式っぽいやつは知ってる。」←やるじゃん…?
「『かわE』の人だっけ?」←なかなかやるじゃん…?
『やるじゃんアイツ〜♪』
…………。
バンド好きなら絶対知っているヤバT。それが通用しなかった時の「為す術なし」感は計り知れない。
音楽でさえも、誰かにとってはマイノリティなのだ。
YouTube公式チャンネルで聴ける曲の中で一番好きなやつ。歌詞は、こやまたくや(Vo,Gt)の小学生時代の実話。ちなみにこの私、有栖川とヤバTは同級生。
どうかこれからも、一緒に老いて行ってほしい。
「階段の上り下りがしんどい」とか、「青信号が点滅しても走らなくなった」とか、そういう曲も書いてくれ。
『はたちのうた』と『寿命で死ぬまで』のコンボで
本気で泣きそうになっちゃうアラサー。
有栖川リル
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