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もしかしたら透明人間なのかもしれない。


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上司からの嫌がらせについて、そしてそれに対する自分の想い等を書いています。内容的に嫌な気持ちになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。どうぞお気をつけください。
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保育園には、保育士全員をまとめ全体を統括するような役職がありました。(仮に『統括』とします。)
副園長のような主任ような…立ち位置としては少々曖昧な感じではありますが、基本は園長の下あたりのポジションになるかなと思います。


自分自身に役職がつくと、現場の声を上にあげる役割もあり、園の中で統括さんと関わることがとても多くなります。いろいろ報告等もしなくてはいけません。


ある年度のこと。
異動で新しく統括についたOさん。

Oさんはわたしのことが大嫌いで、とにかく常に戦闘モード。わたしを攻撃することに全力を注いでいるかのような人でした。

そのため、いろいろな面で話が進まないことが多くなり…それは結果的に周りの保育士さんに迷惑をかけることになります。


人間ですから、好き嫌いがあるのは当然だと思います。ただ、仕事に支障が出るようなことは…とにかくストレスで精神的ダメージが大きいです。

でも、Oさんの目的はまさにそこ。
仕事に支障をきたすようなことをすること、そして精神的にダメージを与えること。
Oさんの思うツボです。

ただ、大きく目立つようなことは絶対にしません。目立たないような絶妙な嫌がらせを積み重ねていきます。

靴の中にものすごく小さな石ころを毎日一粒ずつ入れられているような感覚。
心の中に小さなモヤモヤとイライラが少しずつ積み重なっていきます。


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Oさんのポリシーは「誰か他の人が周りにいるときに攻撃をすること」。
周りの人に、わたしが攻撃を受けてダメージを受けている姿を見せたいのです。
(なんだか文章にするとなかなか…やばい人ですね。笑)


例えば。
保育士が10人いるとします。
わたしを含めて10人です。保育士10人。


◾️いただきもののお菓子。

「お菓子いただいたからみんなで食べてぇー」とOさんがお菓子を配ります。

保育士10人。
お菓子10個。

10個目はもちろんOさんのお腹の中に入ります。

ということで、ちょうどわたしの分はありません。

Oさん。あれぇ?とうっかりアピール。

ただ、アレルギーがあるわたしには食べられないようなお菓子ばかりなので、いずれにしても食べることはできません。

何回もこのやり取りが続くと対応がめんどくさい………いや、とても大変なので「アレルギーがあって食べられないので大丈夫です」とお伝えします。

すると、わたしが食べられるようなものを確認して持ってくるようになりました。「いただきもののお菓子」らしいのですが。
Oさんにお菓子をプレゼントする方は、わたしのアレルギー事情もご存知のようです。不思議です。


◾️保育士全員が内容を確認しサインしなくてはいけない書類の配布。

保育士10人。
書類9枚。

Oさん。おかしいなぁ?とうっかりアピール。

「大丈夫です。自分でコピーしますので。」と言いたいところですが、何か反応するととにかくいろいろめんどくさい………いやいや、対応するのが大変なことが起きますのでさらっと反応しておしまい。

とりあえず急いで事務の先生のところへ行き、原本をお借りして自分でコピーをして確認します。


◾️グループメッセージでのやり取り。

基本的に、メッセージ等は受信があった順番に返信をしていくものかな…とわたしは思っていました。
でも、Oさんは華麗にわたしだけをスルーしてお返事していきます。

保育士からのメッセージ10件。
Oさんからのお返事メッセージ9件。

Oさん。わたし、スマホとか疎いから…どうしてだろう?と、うっかりアピール。

他の先生方へのお返事でだいたい内容はつかめましたので大丈夫です。
…なんて言うと、またまたややこしくてめんどくさくて厄介なこと(もうはっきり言ってしまおう。笑)が起きますので、かるく微笑みつつさりげなくスルーします。


このようなことは山のようにあります。(今回はソフトなものを選んでみました。)この勢いで書いていくと、このままnoteが終わってしまいそうなのでここで終わりにしておきます。


さて。Oさんはこのようなことをやるとき、きまって言う言葉があります。


ume先生が…

見えなかった。
いるとは思わなかった。
向こうにいると思った。
気付かなかった。


見えない。気付かない。存在感がない。


もしかしたらわたしは透明人間なのかもしれません。


いや、むしろOさんの前では透明人間でいたい気持ちです。でも何故かピンポイントでわたしを見つけ、確実に狙ってきます。
わたしの姿は見えていないはずなのになぁ…。


***

実はもう一つ。厄介なことがあります。

オーバーリアクションでぺこぺこ頭を下げながら「ごめんね。わざとじゃないのよ。本当にごめんね。ごめんねー。」と、とーっても大きな声で言うこと。

もちろん、周りに人がいるとき限定です。


すると。

上司に何度も頭を下げさせて謝らせるume先生

という構図が完成します。


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とにかく…いろいろと厄介でめんどくさくて…ストレスでメンタルをやられます。(言葉が悪くてごめんなさい。)

ただ、唯一の救いは助けてくれる先生、理解してくれている先生、状況をよーく知ってくれている先生がいたこと。

実は。勤めていた保育園は、同業者の友人たちや近隣の保育園からもとても驚かれるほど、保育士の年齢層が幅広く、いわゆる職場での『女性特有の「群れ」』(仲良しとかではないグループ)ができにくい環境でした。


Oさんは数人の部下を手下のようにして「群れ」をつくっていましたが、我が園特有の環境のため、とても小さな群れ。

だからこそ、例えば100対1というような…わたしが完全に孤立するような構図ではなかったことで、かなーりストレスな状況ではありましたが、わりと冷静に対応することができたように思います。


職員は、新卒の先生から、上はおばあちゃん世代の先生まで。とても幅広いです。

わたしはわりと年齢の上の先生方と仲良くさせていただいていたのですが、保育士の先輩であり、人生の大先輩。


「ああいうのは、適当に対応するのが一番。変に反応すればするほど喜ぶ。しんどいかもしれないけど、とにかく適当にサラッと対応するのが一番よ。」


大先輩のお言葉にさまざまな場面で本当にとても助けられました。


***

透明人間。

透明なわたしへの攻撃は止まることなくずっと続きました。見えないはずなのに。いるとは気付かなかったはずなのに。透明人間なのに。

でも、たくさんの先生方に助けていただき、保育士の仕事を辞めることなく続けることができました。

確かに、とにかくとても辛くて…ストレスで…メンタルがなかなかやられましたが、「今の自分の状況を知ってくれている人がいる」ことは、自分にとってとても大きいことでした。



そんなOさんですが。
実は。統括の役職としては異例の短期間任期で異動になりました。




…やっと。やっと終わりました。




***

Oさんのことは反面教師として、自分はそのような対応をする人間にはならないようにしようといつも思っています。
そして大先輩方のように、ただ単純に事を大きくしたり荒立てるのではなく、場面を見極めること、状況に応じてそっと見守ること、ここぞ!というときにビシッと言葉を伝えること、そのようなことができる人間になれたら…と思っています。




今まであまり周りに伝えてこなかったことを文字にすることで、改めて当時の状況や自分の想い、いろいろなことを思い出しました。
内容的に書けないこともありますが、さまざまなことがよみがえり心の中がザワザワしています。


わたし、よくがんばったなぁ。

…なんてしみじみ振り返りつつ、ちょっとだけ自分自身を褒めてみたりしながら、ザワザワと向き合います。







心がモヤモヤするような…嫌な内容の文章になってしまいました。ごめんなさい。


最後までお読みくださいましてありがとうございました。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。 あたたかいお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。