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延岡男星保育士団present papaパーク特別公演 鈴木翼ファミリーコンサートを終えて

感謝

今回のポスター

数ヶ月前から告知してまいりました
papaパーク 特別公演 鈴木翼ファミリーコンサート
9月2日(土)に無事終える事ができました。
ご参加くださいました皆様。
メインゲストの翼さん。サポートのガーガーズしんごくん。


北海道より僕の保育仲間のまこっちゃん。


ポスターデザインをしてくださった儀間さん。
そして、主催の延岡男星保育士団のメンバー。
本当にありがとうございました。
本当にみんなで作り上げた最高のコンサートだったと思います。
関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。

コンサートへの思い

ここ数年の外出自粛や人との接触禁止の波を受け、子育て支援のイベントも軒並みできなくなり、僕の所属する延岡男星保育士団の活動も今年度の6月から、やっと制限を設けない形での開催ができるようになりました。

鈴木翼さんと僕たちの出会いは、6年ほど前
延岡にまたお招きしたいと思いながらも、月日は4年ほどが経ちました。
また、コンサートができるような世間の雰囲気になった時にはすぐに企画したい。そう願いながら今年になってやっと実現することができました。

今回は有料の親子コンサートにさせて頂いたのですが、有料にしたことには理由がありました。
基本的に僕たち延岡男星保育士団のイベントは無料ですし、子育て支援の観点からも家計への負担は少ない方が良い。と常々思っています。
しかし、頑張っておられるアーティストさんの安売りもしたくはなく、貴重なお金をいただき、そこに価値を感じていただきたく今回は有料とさせていただきました。

有料となると、普段のイベントとは勝手が違い集客の難易度も上がりますが、そこも僕らのステップアップの為に頑張ろうとやってまいりました。

結果はほぼ満席になるほどの売れ行きで、絵本やCD等の物販は本当に飛ぶように売れており、絵本は品切れも出る程でした。
最後のサイン会では長蛇の列となり、翼さんの人気を実感すると共に延岡にも新たに翼さんのファンが増えた事を確信しました。

物販の様子


サイン会

1時間30分のコンサート。会場内は終始賑やかで笑いの絶える事がありませんでした。
こどもたちが食い入るように翼さんの様子を見ていて、その雰囲気に大人も惹きつけられているようでした。
新曲のドーナッツ!ど~なっつ!?も大人気。
メッセージソングでは泣いている大人も。
本当に笑いあり涙ありのステキなステキな時間でした。

保育と子育て応援イベント

翼さんも元々現場の保育者さん。僕ら延岡男星保育士団も現役の保育者だったり元保育者だったり、保育に関わっていたり関わってきたりしています。
ステージ上に見るその姿はキラキラと輝いていて華やかです。

手あそびや歌あそび表現あそびは保育を構成する1要素ではあります。
保育って10や20いやいやもっともっとたくさんの要素が複雑に絡み合ってできているものだと思うのです。
給食の場面1つとっても、その子それぞれの午前中までの様子、家庭での睡眠や食事の状況。こどもたちが食べ始める為の環境構成。気温や湿度。
あげたものだけでもほんの一部ですが、こんなにたくさんの要素を考慮しながら1時間1日1週間1ヶ月1年と積み重ねていくのが【保育】です。
保育は保育者による地道で地味な、目に見えない物を含めたものまで加味しながら積み重ねる事で成り立つものです。
ある意味、華やかさとはおおよそ似ても似つかないものであるかもしれません。

では何故僕が保育の1要素でしかないものにフォーカスしてこんなにも熱を入れるのか?
単純に
好きだから
に他なりません。
たまたま保育者であった僕がたまたま出会ったあそびうたの楽しさ
それを使う事で親子間に広がる笑顔
やっている自分自身も楽しいし、楽しんでいる人たちを見るのも楽しいんです。

僕たちが子育て支援のイベントでやっているのは、保育の中のほんのほんの一部の切り取りでしかありません。親子のふれあいあそびなんかは、保育の切り取りでもないかもしれない。だけど、僕たちの保育者としてのスキルが活きているのは間違いないです。

誰に頼まれた訳でもなく、ただ自分たちが楽しいからやっている。
仕事の時間ではなく、完全にプライベートな時間を使って。
だけど、この経験が保育に活きた場面はたくさんあったし、僕はそうやってスキルアップできてきたと思っています。

保育の中に手あそびなんていらないんじゃないの?そう思う人も業界の中にはいなくない。
じゃあ必要ないのか?と言われればそうではないと思うし
きっとどんな方法や技術も使い方しだいなんだと思うんです。

手あそびはこどもたちを静かにさせる為の道具でもなければ
並ばせて座らせて手を膝にもっていかせる為のものでもなく
つまり、こどもたちを大人の意図で動かす道具ではないんですよね。
保育者も共に楽しみ、喜び合う為の1つの方法なんだと思うんです

それを、こどもたちやその保護者に届けたいと思って作っている人がいる。
それをいち早くキャッチできるのは、僕たちがこの業界にいるからだし、それをキャッチしてまた子育てイベントで親子に還元できる。
僕にとってはこんなにやりがいのある事はありません。
そして今後も作家さんやアーティストさんを応援していきたいし、僕らもその作品を使って親子を笑顔にしていきたい。
改めてそう思ったのでした。

僕たち延岡男星保育士団はエンターテイナーである前に保育者。
様々な保育問題が取り沙汰される昨今、現場の良い保育者や保育に世間からも沢山の目が向けられるように僕らが活動を続ける事の意味もあるのではないかと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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