休校解除:海外編

日本も休校解除が増えてきたようだ。

海外も被害が少ない所は解除された。

ただ、中学校以上は、休校中からほとんどがオンライン授業に移行されていたし、

実際に解除されたのは保育園、幼稚園と小学校。


2m間隔をあけるために、クラスは少人数になった。

小学校は、元々1クラスの人数は、日本の半分程度の20-25人。

健康不安や基礎疾患がある子は、休んでも欠席扱いにならない。

実際に登校したのは、さらに半分、10-12人程度だ。


給食は、感染防止のために中止のまま。

元々給食は高いうえに選択制だったので、苦情もあまりなく、ほぼ全員が弁当持参している。

貧困家庭には、給食を弁当として支給する学校もあるようだ。

学校施設はなるべく共有しないように、文具などは家から持参。

家庭と学校で菌を共有しないよう、教科書等は学校に置きっぱなしになり、学校の出入り口で手洗いを徹底することになった。


掃除は元々、清掃員が放課後に担当。

清掃員や医療関係者、教師、スーパー、物流関係者等には報奨金(危険手当)がついた。

教師は、窓を開けて、机の上を除菌スプレーする程度の業務が追加された。

音楽、美術、体育などの専門授業は、感染リスクが高いために引き続き休業。

教師には休業手当が支給されている。

マスクは、ソーシャルディスタンスを保っていれば、装着義務はない。

保育園や幼稚園は濃厚接触になるので、大人はマスク必須。園児はつけない。


国のコロナ担当は、感染症と経済の専門家がタッグを組んでいる。

経済を衰退させず、かつ犠牲者を最小にとどめるようなバランスをうまく保っているようだ。

教師やリスクの高い高齢者、基礎疾患保持者やその家族は、今も休業が認められ、

リスクの低い学生や若い労働者から希望者を募り、業務を補っている。









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