見出し画像

#47 乳幼児期の子どもたちにとって「つくる」「かく」などはどんな意味があるのか

先日、子どもの造形表現に関する講座に参加しました。

東京での講座でした

テーマは「子どもの造形表現を見取る」

ずっと受講したかった講座で、今回タイミングが合い、4年越しで念願の参加となりました。

2018年にfacebookページで【保育園の「表現者たち」展】を知り、書籍も購入し、感銘を受け、保育観が揺さぶられました。

のいえ保育園の開園準備でも大きな影響があり、今の保育の営みの根幹に大いに含まれています。おかげさまで、生活と密接に重なり合う子どもたちの造形表現から学ぶ毎日を過ごしています。


参加にあたってアンケートで書いた内容です。

私自身は幼稚園教諭時代に、先生の見本ありきの制作や手順通りに作ることへの評価に対する違和感がずっとありました。それから乳幼児期の子どもたちにとって「つくる」「かく」などはどんな意味があるのかを問い続けた先に、今は大人の枠組みの中での造形表現ではなく、私たちが子どもの生きている世界に興味を持ち、子どもが自身で、感じて、考えて、選択する環境を大切にしています。子どもたちの表現のプロセスに触れ、感動する一方で、本当にこのままでいいのか?という問いが湧いてきます。その葛藤を職員と分かちあいながら対話を重ねていくことの意味を感じながら、保育園における「子どもの表現」に関する環境について学びを深めていきたいと思っています。


私自身が参加前に、「表現の見取り」というテーマへは、以下の興味・関心がありました。

ここから先は

542字 / 1画像

私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営み…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?