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保育は人生そのものだ!

私にとっての「保育」という存在にも向き合っていきたい。子どもにとっての「保育」も、保護者や社会にとっての「保育」も考えていきたい。その営みも生活の一部であり、自分らしい人生の一部…
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保育は人生そのものだ!

探究スタジオを購読いただき、誠にありがとうございます。 学生時代に「文章表現」の講義で先…

#61 ひとことの厚みで保育に違いが生まれる

たったひとつの単語にある、人それぞれの背景や物語。 ひとつの言葉が語るのは、ひとつのこと…

#60 「適当」〜いい加減と、ふさわしい加減〜

6月29日。土曜の午後。 午前中の仕事終え、梅雨の晴れ間にちょっとそわそわしながら定禅寺通…

保育日記|007|「そのままがいいんだね」

年長児と繰り返し読んでいた絵本。 「自分で読む!」と、声を出しながら自分で読むことが多く…

#59 「観察」で変わる保育の実践

【観察】を保育方針の軸のひとつにして、開園前から実践を重ねて5年。 今年の3月に発売された…

#58 保育における「自由」

新年度が始まり、講師をしている保育士養成校にも新入生が入学しました。 学生たちは、さっそ…

#57 7年越しの卒園式

保育園の立ち上げに向けて動き出した2017年。 保育園の立ち上げが始まった2018年。 保育園が開園した2021年。 そして、2024年3月、第一回 卒園式を迎えることができました。 7年かけてたどり着いた卒園式。 私の中にあった卒園式の「当たり前」が更新され続けた3月でした。 年長児は、3歳児クラスで入園した頃から自分たちが一番上の年齢でした。 年中の頃から、小学校へ期待を持っていた子たちです。 自分でランドセルを作ったり、学校ごっこ(自分が先生で、保育士が生徒

#56 イヤイヤするっていうことは…

自我が芽生えてくると、「イヤ!」という表現を始めとして、大人にNOを突きつける主張が出てき…

#55 「安心」と「信頼」と保育

保育では、安心・安心感、信頼・信頼感・信頼関係という言葉がよく使われます。 それだけ大切…

保育日記|006|他者からもらった肯定で自分を肯定することができる

自己肯定は高ければいいというものでもないし、低いことが悪いわけではない。 大切なのは、自…

保育日記|005|子どもの権利を保障する対話的な保育実践

子どもの権利を保障する。 子どもの主体を尊重する。 そのような保育の営みを支えるのは「対…

保育日記|004|「主体性」を取り扱う視点

自分で考えて判断して行動しようとする態度ではなく、「関係の状態」主体性をみる。そうすると…

保育日記|003|「慣れる」でまとめられることへの違和感

ここ数年、子どもが園生活や新しい環境に「慣れる」という表現にどこか引っかかりを感じていま…

保育日記|002|「保育って難しい!けど…」

学生から出てきた一言です。 10月から保育士養成校で後期の講義が始まりました。 後期は2年生の講義を担当します。 昨年の前期(4月〜8月)に「保育のキャリアマインド1」でご一緒した学生たち。 「保育のキャリアマインド2」として、保育者として働くことを通した生き方をより踏み込んだ内容で学んでいきます。特に、保育者としての根っこの部分を濃く扱います。 幼稚園や保育園での実習を乗り越えて、保育者の1人としての深まりを見せる学生たちとの講義はまた一段とおもしろくなるのです。