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栄養士になりたかった理由について考えてみた

母に資格を取れ、これからの時代は視覚がモノをいう


「女に生まれたことを損だ」


ずっと思ってた。思ってる。思ってた?過去になったかなぁ。

今は、男も女もなくてそれぞれの役割があるんじゃないかと思える。話がそれた。


資格を取るためにはどうしたらいいんだろう。何になりたいだろう。どんな資格取ろうかなぁ。これになりたい!!って憧れたものはなく、、母や祖母が太ってたので、ああなりたくない。その気持ち一心だった。

知識を得れば、高血圧も糖尿病にもならないかもしれない。太らなくて済む。

それがいちばんの理由だったと思う。

それに、学校に通って単位さえ自動的にもらえる資格。上の資格(管理栄養士)は、母からお金出してもらわなくてもいい。それが一番大きな理由だった。

楽して取れるものには希少価値はなく、栄養士という職業枠は限られていて毎年何万人も生まれるのに栄養士として働く人は限られている。

栄養士=病院、学校、企業、というイメージが強かった私。

同級生の栄養士の卵たちはいろんな職に就いてたな。

栄養士を生かした職業についた人は数えるほどだった記憶がある。


私は結婚、出産に逃げたから(逃げたって言葉は語弊あるが、、、思い浮かばず)なぁ。

それでも、学校に行かせてもらった手前、、、と市の臨時栄養士募集に応募して採用された。一から教えてもらった先輩とは今も繋がってる。

調理員さんにはコテンパンにやられたけど、任期の終わる1年後には仲良くなったし、数年後にまたお世話になった時は逆に歓迎された笑


保育園の栄養士は調理員との関係がとても重要。限られた人数で時間までに作らないといけない。

学校の栄養士は、先生、と呼ばれてちやほやしてもらった覚えがある。

同じ学校でも給食センターと自校式だとまた違う。委託業者が入るとさらに違う。

たくさんの経験をさせてもらったけど、私の作る献立は控えめにしても評判良かった。

栄養士=料理上手 はない。

その栄養士のセンスだから。茶色い献立の人もいればカラフルな人もいるし、え?なんでこれ??って思えるような献立もあった。

その点、私の献立は美味しくなったって言われることがしばしば。というのも私が給食が好きだからだと思う。

魚は苦手だったけど、週に2度くらいは入れるようにしたし、食べたいものはよく入れた笑

ビビンバ、ミルメーク、冷凍みかん、ソフトめんミートソース等々。

市役所、学校栄養士楽しかったなぁ。

けれど、病院栄養士はなりたくない。人の命に関わるから。実習で行ったけれど三食は大変。形状もその人に合わせてだし、、お医者様との連携も欠かせないんだろうなぁ。


栄養士 の肩書きが重かったのは、冷凍食品とか買ってる姿を見られたくない。ってところ。

結局、人の目が気になってた。


母みたいに太りたくなかった。

祖母や母のように糖尿病になりたくなかった。

高血圧にもなりたくなかった。


今のところ平気。


今日はお盆。母の墓前に報告。いつも空で見守っていてね。


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