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hohoemi
2023年6月9日 09:46
うん、よかったッ!近藤勇の最期って描きかたによっては残念な印象になるので、本書ではどう終わるのか非常に興味があったのだ。その点で本書では、幕末を駆けぬけたひとりの漢(おとこ)の清々しい最期で終わっていてとてもよかった。上巻では時勢の荒波へ乗り出し、突き進んでいくイキイキした姿。それとは対照的に、下巻は劣勢のなかで総長として苦悩する姿が描かれている。自分の信じた孝明天皇は崩御、将軍慶喜は政権を返