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[場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)・緘動(かんどう)・発達障害・不安障害・不登校などの生きづらさ]への理解 第33話「5月は場面緘黙症啓発月間です」

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長女は4歳の時、幼稚園入園をきっかけに場面緘黙症・緘動(※1)を発症しました。
二女は8歳の時分離不安障害(※2)と診断されました。
我が家の三人の娘はHSPの特徴を持ち合わせています。
学校に行かず、家庭を中心に学び成長中。
※1:家庭などでは話すことができるのに、社会不安のために、ある特定の場面、状況では話すことができなくなる疾患。強い不安により体が思うように動かせなくなる「緘動(かんどう)」という症状が出る場合もある。
※2:分離不安障害とは愛着のある人物や場所から離れることに対し、過剰な不安と苦痛を感じる精神医学的障害のひとつ。
症状のでかたや困難さはそれぞれかと思いますが、娘の場合を伝えていきます。

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言わない
やらない
行かない

本当は

言えない
出来ない
行けない

見た目には
問題なさそうに見えてしまう
それが
苦しいこともあります

みんなも言えない
みんなも出来ない
みんなも行けない

みんなと同じ理由がほしくなる

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4月に入学や進級を迎えてから1ヶ月。
がんばりにちょっと無理がたまってくる頃でしょうか?
ゴールデンウィークは、疲れた体と心を休めるにはいい休暇ですが、そこからまた、がんばる場所へ向かう時、連休前のようにうまく動けないこともありますよね。

私の娘たちは、5月~6月には毎年不安定でした。
長女や二女が学校に行きづらくなったのも、この季節。

ゴールデンウィークは4月の入学進級からは1ヶ月弱での休息だけど、夏休みまでは祝日もない約2ヶ月半をがんばり抜かなければならない再スタートの今。

小学1年生、学校に行けなくなった頃、娘は毎日何度も体温計で熱を測っていました。

その理由があれば、私だけじゃなくきっとみんなも行かない。
そんな正当な理由がほしかったのかもしれません。

でも、

「行けない」

それは十分な理由です。

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