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#XAUUSD

買い不在のゴールド相場 まだまだ下落するのか?(2023年8月8日)

買い不在のゴールド相場 まだまだ下落するのか?(2023年8月8日)

最近のゴールドは非常に動きが鈍くなっています
短期的に下落トレンドになっており、なかなか上がりにくい状況です

タイトルに有る通り、買い手が不在していることが大きな原因でしょう
どこかの記事で書いた気がしますが、下記に列挙します

上昇しない要因

機関投資家の短期買いの減少

商業筋の売りヘッジ積み増し

金ETF残高減少

ドル高

高値警戒($2000意識)

これらがゴールドの上値を押さえ

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$2000いけるか?と今後(2023年7月20日)

$2000いけるか?と今後(2023年7月20日)

現在価格$1985です(2023年7月20日 13:00)
一時$1987まで上昇しました

現在何を材料にゴールドは上がっているでしょうか?
それはドル安です
ドル安だけで上がっている相場になります
当然ですが利上げ停止などの憶測からも、買われていることではあるでしょう

さっそく結論ですが、$2000はありえると思います

ドル安以外ではどうでしょう
実はそれほどゴールド上昇のための材料はない

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ゴールド上がらない理由(2023年7月11日)

ゴールド上がらない理由(2023年7月11日)

ドル円急落で、これを記載しているときに141円を割りました
これであれば、$1950くらいは軽く行ってもいいのではと思えますが、なぜここまで上値が重いのでしょうか
(明日のCPIで大きく上昇するかもしれませんが・・・)

買い手不在

その理由はこの見出し通り、買い手がいないからです
買ってるのは、下値で待っている中央銀行のみと思っています
むしろ先物ショートポジションがあまり解消されていませんし

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ゴールド現状把握(2023年7月10日)

ゴールド現状把握(2023年7月10日)

現時点(2023年7月10日)で名目金利(米10年債金利・米2年債金利等)はほぼ材料視されていません

アナリストなどが金利上昇しているからドル円下がらないなど言っていますが、何を見ているんですかね?って感じで見ています

イールドカーブ(米10年債金利ー米2年債金利)

むしろ名目金利の上昇よりもイールドカーブに反応していると思っています
下図チャートはイールドカーブ(青・逆目盛り)とドル円(オ

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2023年5月19日 GOLD(XAUUSD)トレンド転換か

2023年5月19日 GOLD(XAUUSD)トレンド転換か

これを書いているのは2023年5月19日(11時くらい)です
$2000を超えて推移していましたが、ここのところの急落であっさりと$1950台まで下げました

一番の要因は、金利高・株高・ドル高です
これは完全にリスクオンの流れです
チャートも上昇トレンドラインを割り込み一旦の下落相場となりました

$1975に抵抗がありましたが、さほど上昇せずにそれもあっさり下抜け
現在$1950で踏みとどまっ

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【過去検証】現在の逆イールドは過去2回しかない

【過去検証】現在の逆イールドは過去2回しかない

過去の逆イールド

逆イールドが頻繁に起こっている昨今ですが、このレベルの逆イールドがでたのは1990年から2回のみとなっています

上記チャートは米10年債金利から米2年債金利を引いた(US10Y-US02Y)1990年からのチャートになります
オレンジラインはゴールドです

米10年債金利から米2年債金利を引いた数値が-0.5%まで下がったときは1990年以来2回しかありません
つまり米2年債

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