忙しい人のための八村塁

ある偉い先生が言ってました…

著者は読者を意識するものである!

うろおぼえ

私は自分の為にしか文章を書いたことがなかった…

今回は、バスケはせいぜい学校の授業でしかやったことはないし、普段見ることもないけど、スラムダンクや黒子のバスケなた見たことがある、という人が対象です。お伝えする内容も1番シンプルに、日本のエース、八村塁選手の紹介。


五輪ピックと日本のバスケ

パリ五輪が近づいてきて、練習試合なんかも増えてきて、急に普段全然かすりもしない競技とか選手の話される季節がやってきました…

自分もマニアックな競技は分かりませんが、今日紹介したいのはバスケットボールという、日本でも競技人口だけは妙に多い種目の選手です。

高校までの学校だと、地域とかにもよると思いますが、サッカーが一番人気なのはそうだとしても、次に男子がモテるのって野球よりバスケじゃなかったですか? バスケの方が何となく爽やかだし、身長が大きいのが単純に良いんでしょうか? あと、バスケは女子もやっている子が多い。最近、野球の大谷選手と結婚された田中真美子さんも日本のバスケットボール選手でした。

日本のバスケ人気は、まさに日本らしく、日本のマンガの影響が一番大きいと言われています。そう、スラムダンク。普段スポーツをやりもしないし見もしない人でも、スポーツ・マンガやアニメなら見るという人もいます。スラムダンクは1990年代のマンガで、当時アメリカのプロリーグ(NBA)のスーパー・スターのマイケル・ジョーダン選手が世界的に人気になったこともあったのですが、両方が合わさって日本でバスケブームを起こしました。それまで、マイナースポーツでしかなかったバスケが、なぜが部活だけは人気という不思議な状況を作った原因はマンガです。

野球は高校野球・甲子園や大学野球、そしてプロ野球が巨人を中心に人気でした。近年では地上波での放送はなくなりましたが、観客動員数は少なくありません。また、WBCやオリンピック、アメリカのメジャーリーグ(MLB)での日本人選手の活躍など、普段普通の人が目にすることの最も多いスポーツです。

サッカーは、1回目の東京五輪やその次のメキシコ五輪での活躍などもありましたが、基本的には90年代のJリーグ開幕、日本代表人気、その代表選手が海外トップリーグに進出して活躍で人気になりました。ちょっと前までは日本代表の正式な試合は地上波で視聴率が30~60%とかいっていて、普段スポーツを見ない人でも唯一見る試合でした。あと、プロチームが国内で12しかなく、海外プロリーグもアメリカ以外には凄く限られている野球と違って、サッカーは3部までプロチームが60もあり、外国でもヨーロッパか南米ならプロリーグがあって、チーム数も日本以上にあるという世界で最も人気のあるスポーツです。日本人が世界でスポーツをするとき、大体身長・体格面がネックになることが多いのですが、比較的持久力を求められるサッカーは比較的日本人の体格がそれほど不利にならない競技でもあります。だから、日本で運動神経は良いけど特別身長が高くない人がプロとして食べていくなら、サッカーを目指すのが一番可能性が高くなっています。逆にいえば、野球の大谷選手のように身長が190cm以上もあって運動神経が良いのなら、野球でそれもピッチャーを目指した方が良いのかもしれません。


身長・体格面のハンデ

こう考えると、なぜ日本でバスケットボールが、部活としては人気なのに、それ以外で人気がないかが分かります。多くの競技では体格が良い人の方が有利ですが、バスケットボールは、バレーボールと並んで、身長が高い人が一番有利な競技の1つだと思います。だから、どんなに日本人が頑張ってバスケをやっても、日本代表はオリンピックとか国際大会では全然勝てませんでしたし、NBAで活躍する選手もほとんどいません…でした…

スラムダンクを読んだ人は登場人物の身長を思い出せますか?

主人公の桜木花道は188~189cmの設定です。ライバルの流川楓は187cmです。どちらも、日本の高校ではかなり身長が高い人として描かれていますし、実際に日本人男性の平均身長が170ぐらいなことを考えたら、彼らは「巨人」です。また、同じ湘南高校で一番身長の高いキャプテンのゴリこと赤木剛憲は197cmと2m近く、体重も90kgとマッチョでもあります。日本で普通にあの人が歩いていたら、ちょっと怖いと思いますw

話がちょっとそれますが、スラムダンクをリアルタイムで読んでいたアラフォーのオタクのお兄さんに印象を聞いたことがあります。彼曰く、

ゴリも桜木もチビで萎えた

とのことでした…別に彼が2mの大男という訳ではありません。彼はスポーツオタクでもあり、当時NHK-BSで、NBAを見ていたそうです。NBAは選手の平均身長が2mぐらいある世界です。先ほど名前の出たスーパー・スターのマイケル・ジョーダンは下から2番目に小さいポジションでしたが、身長は198cm。ゴリよりでデカいですw

ちなみに、ゴリがやってる身長が一番大きい人がやるセンターというポジション。NBAでは 7 footer というのが1つの基準になっています。これは、約213cm! 体重も100kg超えは当然の世界です! こういう「ホンモノの巨人」が飛んだり跳ねたりしているNBAを見ていた当時青年だったおじさんは、スラムダンクを楽しめなかったそうです…

確かに、国内だけで妙に盛り上がっていても、外国に出たら全然かなわないんじゃ、ちょっと盛り上がらないですよね…

これを考えたら、日本代表が国際大会で活躍したり、日本人選手がNBAに行くことがどれだけ絶望的か分かると思います…

と、ちょっと長くなってしまったので、今回はここまでを前編として、(たぶん)後編で八村選手がなぜ凄いのか、どう凄いのかを話せたらと思います

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