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ロゴを作ってもらった話

ロゴマークを作ろうかと思ったのはいつのことだったか。
たった数か月前のことなのによく思い出せない。

知り合い、いろんな企業に芸能人、そんな知ってる人、よくは知らないような人たちのSNSを毎日ぼんやり眺めているところからふつふつと湧き上がってきた気がする。

今でこそネットで誰にでも頼めるが、ここはリアルな知り合いにお願いをしようと思い立つ。

作ってくれたTさんはプロのデザイナー。

アーユルヴェーダのスクールで出会い、かれこれ6、7年の付き合いになるだろうか。
私が右往左往しているような頃から、遠方で主催する味噌作り教室にクルマで連れて行ってくれたり(お友達も誘って集めてくれて)、能登の農業プロジェクトに巻き込んでもらったりその他もろもろいろいろお世話になりっぱなしになっている。いつもありがとうございます。

そんなわけで、私の背景をある程度把握している人に今回はお願いしたかった。



ただ料理を作って食べるというよりは、それにプラスしてもう少しその先へ。

言葉にならないことを穴が空いたようなニュアンスで伝え、イメージに近い景色やフォントの写真を手あたり次第に送り付け、そこからプロの仕事で汲み取ってもらいまとめあげていただいた。

太陽(あったか~い日差し)、顔、緑、五感、内面、シュッとしてるetc..
こんなアバウトなイメージでいいのだろうか…自分の思いも脈絡のないまま多数の画像とともにザザーッと投げてしまい、半分申し訳なくなりながらミーティングを重ねていった。

そして。できあがったものがこちら




Tさん的には「羽」のイメージが浮かんだそう。

たてがみのような、葉っぱにも見えるようなものは孔雀の羽。
インドのクリシュナ神(孔雀の羽の王冠を被っている)がモチーフになっている。

複数ロゴを提案していただいたものの、見た瞬間「これしかない!」と即決だった。

自分にも見えなかった自分の想像以上のものがあぶり出され、言いたかったことが形になった感動といったら…
とてもとても気に入っている。
本当に素敵なのをありがとうございます。

あとで気が付いたが、自分の好きな色を選んだだけだったのにこの2色、偶然にもインドの国旗の色だった。

●●使い分け●●
なぜ2色?

食関係のときは、ソル・オレンジ
ーー元気とあたたかみを感じられる色味。hogarはスペイン語で"かまど"の意味なので

アーユルヴェーダ等の座学関係のときは、マラカイト・グリーン(孔雀色)
ーー名前強すぎ。目よりも頭で決めた




余談だが、Tさんと話しているとなぜか延々駄弁りつづけてしまう大学生のようになる。
いつか行った高円寺の沖縄料理、新宿のロシア料理、中野のスパイス居酒屋。
そんな前のことを目を閉じて思い出してみるのだが、病み上がりに飲んだハブ酒やスパイスを塗りたくられたホッケが頭に浮かぶばかりで、いったいあのとき何を話したのか・・・。自分の記憶力はさっぱりあてにならない。

大事な話をしていたらどうしよう。
Tさんは覚えているだろうか。年始の挨拶とともにそれとなく聞いてみようっと。


ホッケかサバかも定かじゃない





今年もよろしくお願いします。



https://lit.link/hogarkaorita





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