小さな恋を時間をかけて慈しむ秋。
愛だとか、恋だとか。
そんなことを口に出していうような年齢はとっくに過ぎた。
それでも人は人でいる限り、誰かを愛してしまう生きものなのだとつくづく思い知らされる。
今年前半はてんやわんやで通り過ぎて夏から続けているnoteをはじめとした創作活動が今の私を支えてくれている。
心が折れてしまいそうになるときもあったけれど創作があったから立ち直れた、やることがある生活は大変だけどやりがいもあって楽しい。
そして本題へ。
2ヶ月前からマッチングアプリで知り合った人とゆるやかに交流が続いていて、それがとても心地いい。
その人はとても穏やかで優しい心の持ち主。
連絡が遅くなってもその理由をちゃんと包み隠さず伝えてくれて、ゲームや好きなものの趣味も合う。
仕事の休みが合わなくてなかなか会えないけれど、お互いに焦っていないから穏やかにLINEでやり取りをしている。
これからどうなるかは分からない。
もしかしたら付き合わずに終わってしまう可能性も捨てきれない。
そうだったとしても今交流が続いているのも何かのご縁があるからなんだろう。
小さな恋を大切に育んでいるこの時間が私にとってはかけがえのない楽しみになっている。
好きな人がいる幸せってきっとこういうことなのね。
過去の私の恋愛はどこかちぐはぐで危なっかしいものばかりだった。
本当に自分を愛してくれているのか、信じてくれているのか…そんなことばかり気にして、目の前のその人自身が見えていなかった。
そりゃ音信不通になっても仕方がなかったのかもしれない。
他人を思いやる気持ちは持ちながら、同じように自分を尊重する気持ちも持ち続けなくては。
いやはや人間で居続ける努力って難しい。
8月の終わりごろから徐々に秋の気配が迫っている。
雨の日も多くなってきていよいよこの残暑ともお別れだと思うと少し寂しくなる気持ちもある。
北海道の秋はあっという間だ。
秋がきたと思うとすぐに冬の冷たい風が追いかけてくる。
今の季節限定のさつまいもやかぼちゃのお菓子を頬張りながらニヤつく私。
きっとほかの人が見たらドン引きしてしまうだろう。
何も焦る必要なんてない、ましてや不安になる要素だってない。
せっかく生まれた恋なのだから、慈しむように楽しもう。
秋はまだ始まったばかり。
ほがらか
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