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後に悔いるから後悔と言う、そんなことはわかってる

あの時あー言えばよかった、
怒っておけばよかった、
文句を言っておけばよかった、
後に悔いるから後悔だと人はよく考えたものだ。

後悔したとて、なんにもならんのだ。
過去に戻れる技術はないのだからどうにもならない。
そう理解するしかない。

納得は感情がついてくる、理解は感情がなくてもできる、そう聞いたことある。
確かになぁと思ってから私は感情が追いつくものだけ納得したことにしている。

私が後悔している一連のことについて、どれもこれも事情があったにせよ、何一つ自分が取った行動に納得できていない。
その時そうせざるを得なかった理由がありら背景があるのは理解しているけれど、納得してとった行動ではないんだよなぁとぼちぼち考えてみている。

今そう思ったところでどうにもならん。
もう色んなことをどうでもいいと思うようにした。
そうすりゃどうにでもなる。

実家の猫にお別れを言えなかったこと、最後に撫でてあげられなかったこと、幼き頃の私の発言を守ってくれてありがとうと言えなかったこと、『ねこ大好きだよ』としっかり最後に顔を見て言えなかったこと。

両親に迷惑をかけていること、家族団欒の幸せをもうあげられないこと、20年来の我慢を爆発させたこと。

学生時代好きだった人に気持ちを伝えられなかったこと。

色んなことを考えると反吐が出る。

忘れたい記憶も、思い出も、こびりついた映像も、全部消えてしまえと思う。
そうすりゃ後悔することも無くなるだろうに。



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