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傘からみる金銭感覚。

先日、傘を新調しました。
私は長傘と折りたたみ傘の2本を使い分けて来ましたが、長傘のほうが内側が剥げてきてしまいました。
どちらも日傘雨傘兼用なので裏側にUVカットの素材が貼られているんですよ。
もう5年も使用しているのでポロポロと剥がれてきます。
折り畳み傘はバイカラーのカジュアル系なので、今回は無地に近い折り畳み傘を購入しました。
長傘を買わなかったのは今までは車だったのが電車やバスに移動手段が変わったためです。

定価で買うよりずいぶんお値打ちにAma○onで買うことができました。

以前お付き合いした男性が、私の家の玄関を見て言った一言があります。

「ビニール傘がない」

…え?
ビニール傘?
雨が降りそうなら折り畳み傘を持って行くし、なんなら車に一本置いておけば済む話じゃない?
ビニール傘なんて買ったことないよ…。

と、内心驚きました。
話を聞くと、彼の家には家族の何倍もの数のビニール傘が玄関にあると言っていました。
数十本単位だそうです。

行き当たりばったりで買ってきてしまうためだそう。

相手も驚いていましたが、私もカルチャーショックを受けました。
少し工夫すれば済む出費を躊躇いなくできてしまうこと。
そして家の中じゅう不用品でいっぱいになってしまっていること。
彼の家には着ない服がたくさんありすぎて洋間二部屋と廊下が着ない服で埋まっている、とも聞きましたのでさらにビックリ。


ビニール傘を玄関先で溜め込むタイプの人と、出かける際に天気予報をみて折り畳み傘を持っていくタイプの人はお金の遣い方に大きな差があるように感じました。

どちらがいいとかではなく、「お金をかけてもいい」と思えるポイントが違うのでお互いストレスを感じます。

そもそも、ゴミの分別や、エコに対する考え方が大きく違ってきてしまうため、買い物するときの基準も違うんですよね。
大容量に重きを置くか、使いきれるかどうかに重きを置くか、みたいな。

相手の金銭面の価値観を観察するときは、案外❝ビニール傘❞が基準になるかもしれません。

今回、傘を新調して出てきたエピソードでした。



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