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明日に架ける橋

やばい、前回note書いてから季節が2つも変わってしまった。

そして、私の仕事まで変わってしまっているw

久々のnote更新は下書きに入っていた記事を公開しようと思う。

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美味しいコーヒー飲んできた。
コーヒーが美味しい!と思ったのはいつ頃からだったか。
思い返すと確かシドニー駐在していた頃からかな。

シドニーでは至る所にカフェがあって
朝:学校に行く前、昼:ランチ調達のついでに、夕方:友達と会話の延長で
と、コンビニ以上に身近な存在として日常に溶け込んでいた。
エスプレッソ好きの夫からは「邪道だ」と言われ続けたけども
私はFlat Whiteという飲み方をシドニーで知って、それ以降、大ファンになってしまって、日本に帰国後も見つけるたびにFlat Whiteを頼んでしまう。

五感は記憶を呼び起こす。
この美味しいコーヒーを飲んでいるときに、店内で流れた曲がこちら

明日に架ける橋(原題:Bridge over Troubled Water)

私が生まれる10年以上前に発表されたこの曲。
中学校だったか高校の英語の授業でディクテーションで流れて知ったのだけど、当時から原題「荒波」に架ける橋から「明日」へ架ける橋にしているところがなんとも粋で素敵だなあと思っていて。

歌詞がとにかく素敵なのだけど、久々に聞いてみると、この曲の持つパワフルでかつ優しいメッセージに思わず涙が溢れてしまった。
私自身のパーパスとの結びつきも感じたし、40歳を超えた今聞くからこそ深く感動できる部分が多くて、なんという名曲なのだろうと。

When you’re weary
Feeling small
When tears are in your eyes
I will dry them all
I’m on your side
When times get rough
And friends just can’t be found
Like a bridge over troubled water
I will lay me down

10代の頃の私が想像もしていなかった40代の私を今生きている。

途中、楽しかったこと、嬉しかったことと同じくらい
悲しかったこと、悔しかったこと、も経験してきた。

でもその度に私の周りには涙を乾かしてくれる、傍で支えてくれる人たちがいた。私のことを信じてくれる人がいた。
そのおかげで今の私がいるのだ、この場所に繋がっているのだ、と改めて感謝の気持ちが湧いてくる。

明日はどんなことが待ち構えているかわからない。
今の時代は特に。これまでの正解がどんどん正解ではなくなってきている。
それでもずっと変わらないものは誰かを想う気持ちであり、支え補い合う人間の姿だと思う。

私もそろそろこのバトンを渡す時期に入っているのではないかと、ここ最近特に感じ始めている。
自分の子どもにだけじゃなく、関わってくれている方々全て、に。

私も誰かの橋になれるだろうか。

その答え合わせのためにも私の葬式ではこの曲を是非流してほしい、と今から周りの人に言ってまわっておく。

そういえば、この曲の最後に
Sail on Silver girl という歌詞がある。
これはポール・サイモンの彼女(当時30歳)が初めて生えた白髪(シルバーヘアー)にがっかりしているのを見て、彼女へ向けたメッセージとして内輪ネタ的に追加されたのだそうな。

Sail on Silver Girl, Sail on by
Your time has come to shine.
All your dreams on your way.

白髪があったって航海はできる。
そして、いくつからだって輝く時を経験できる。当初の予定とは少し違ったとしても夢を叶えることはできる。

そんなメッセージをこの歌は教えてくれている気がする。中高年にも勇気を与えてくれる歌だと思う。

自分のお葬式で・・の続きだが
私はまだまだ人生楽しみたいし、100歳くらいまでは現役で謳歌する予定なので、実現するのは60年後くらいだと思う。
その頃にはどんな素敵な未来になっているかと考えるだけでワクワクする。
悲観的に生きるよりも、私は楽観的に生きていたい。
そして、架けた橋がつながった世界が見てみたい。

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