見出し画像

スノー イン・野猿

推しは推せる時に推せ、外国人観光客に人気のある場所はコロ助が収束する前に行け。という格言に促されて地獄谷野猿公苑まで重い腰を上げて行ってきた。



上林温泉の無料駐車場から別名スノーモンキーが居る地獄谷野猿公苑までは徒歩30分ほど。ひたすら歩く。

私が行った時には足元スニーカーで来たチャレンジャーな若い方を多く見掛けたが、スノーブーツを履くなり防寒と滑らない対策をした方がいいだろう。地獄谷野猿公苑までの道のりは除雪はしてくれているが過信は禁物。

良い光が入る時間帯なら杉が生い茂る道中でポートレート出来るんじゃないかってくらいのポテンシャルがある。

入り口で800円を払って(子どもは400円)いざ野猿の本陣へ。お手洗いもこの建物の中にある。

建物を抜けた瞬間からお猿様がお出迎え。
そう、ここから先は自然界にあるお猿様のテリトリーであって動物園とは根本的に違う。
私たち人間は野生にある猿の世界を見学させて頂く存在なのだ。

そんな訳で日中の野外にも関わらず自由奔放に生きている。
普段から人間に慣れているのか、野猿に近づいて写真を撮っても威嚇されるということはない。

ソーシャルディスタンス確保してほしい

むしろ私など存在しないかの如くグイグイ近づいてくる。

圧巻


開苑してすぐだったのが幸いしたのか観光客も少なく、その時間は殆どの野猿が温泉に浸かっていた。雪景色の中、温泉に入る猿は世界的にもこの地獄谷野猿公苑くらいでこれが外国人観光客に人気の理由だ。

猿。

猿。

猿。

猿。

猿。

猿。
ひたすら猿を撮っていると自分も猿の一員になった気がしてくる。この空間だけ猿の惑星なのかも知れない。

ある程度時間が経って観光客の人が増えても場所取りに困らないのがいま獄谷野猿公苑へ行くべき最大の魅力だと思う。特に写真を撮る人は外国人スノーモンキー写真家がほぼ居ない間が最大のチャンスじゃないかな。

餌の時間になると食事にありつこうと温泉から離れる野猿たちが増える。
温泉に入っている間は中望遠レンズ(100mmくらい)でも十分撮れるが、外で川を飛び渡る猿を遠くから撮りたいなら望遠レンズは必須(最低でも200〜400mmは用意したい所)

私はというとシャッタースピード確保するのを忘れて殆ど被写体ブレしてた。泣いた。

ちなみに三脚の使用はOK、今後の来訪者の為にも節度の持った使い方を心掛けたい。

野猿に満足したら最後は駐車場近くの猿座カフェでラーメンを食べて冷えた身体を温めてから帰路につくのもいいでしょう。


まとめ

おいでやす。
・防寒はしっかりと
・スノーモンキーはとてもフレンドリー
・場所取り争いなく撮影できるのはたぶん今だけ

信州に住んでいるのでいつか行きたいなーと思いながらもいつでも行けると思うと意外と行かないもの。今がスノーモンキーを撮る絶好の機会なのは間違いない。

執筆時点で第6波がすごいことになってきてるので、収まったらぜひ県外の方にも来てほしい。

それでは。

この記事が参加している募集

#ふるさとを語ろう

13,662件

いただいたサポートは今後の創作活動の費用に充てさせていただきます。