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【ランニング:レース】規定タイムの切り上げ

米国ではマラソン・タイムの高速化が進んでいるようです。先日アナウンスがあったシカゴ・マラソンに続き、今週に入ってボストン・マラソンも2025年申込み分(2026年出走分)からの規定タイムを切り上げました。

シカゴ・マラソン 2025年申込/2026年出走分

シカゴ・マラソンは性別&年代別規定タイムをクリアさえしていればレース出走が確定ですが、以前にもコメントした通り、ボストン・マラソンにおける規定タイムは各カテゴリでの「申込み資格がある」だけで、申込み後に持ちタイムの速い順で出走者が決まります(申込人数<規定人数、であれば申込者は全員出走できます)。

ボストン・マラソン 2025年申込/2026年出走分

ボストンはコロナ明けから足切りタイムが切り上がり傾向のようで、今年4月開催分は5分強、過去には7分台の足切りがあった様です。タイムにもよりますが、フルマラソンにおける7分は非常に大きな数字です。2025年分ボストン・マラソンの出走申込み期間は先週で終了してますが、その直後での規定タイム切り上げニュースなので、先週申込みの2025年出走分の足切りラインも過去並みに大きい数字では?、と規定タイムからのバッファの少ないラン友さん達は戦々恐々としてます。今回申込み分の結果は数週間後に公表されるようです。

ボストン・クオリファイ(規定タイム・クリア)を売り文句にした高速コースの台頭、カーボン入り他シューズのクオリティー(&値段も)向上、ランナー人口増加、等々の背景があるかと思いますが、それに合わせたランナー自身の走力向上が必要となってます。


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