見出し画像

情景80.「朝の気忙しさ」【掌編小説 at カクヨム】

今回ご紹介する掌編小説は、カクヨム投稿の『あなたが見た情景』から「朝の気忙しさ」です。

朝、起きて。寝間着のままリビングに顔を出す。
朝ごはんの支度をしている。テーブルを拭いている。
出汁のきいたお味噌汁の香りが立った。
そんな情景。

朝の独特な慌ただしい感じ。
ありますよね。

平日の朝って、どうしてあんなに時間がないのでしょう。
またたく間に時間が過ぎてしまって、慌ててご飯を食べて家を出る、みたいな。

それも、土日になれば、朝の空気はどこかのんびりしたものに。
そののんびりした中にも、朝の独特な匂い、空気感というものはあります。
夜明け前に凝り固まっていた空気を揺り動かしたあとのような、パリっとした感じに射し入る陽のぬくもった雰囲気です。

私はとても好きですね。

そんな中での朝支度の情景。
お楽しみください。

朝にお味噌汁をつくって鮭も焼く家庭って、まだあるのかな……。


あなたが見た情景』は、目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける、ちょっとしたお話のあつまりです。

どこからでも何話からでも好きなところから読みはじめて大丈夫。
気になったタイトルをひらいてみてください。



最後までお読みいただきありがとうございます。ぜひ感想を聞かせてください。