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情景#04.「山林を抜けた先」【掌編小説 at カクヨム】

今回ご紹介する掌編小説は、カクヨム投稿の『あなたが見た情景・追録』から「山林を抜けた先」です。

足もとの土気とぬかるみ。靴底にはりつく赤土。
陽射しをさえぎり、風を通す木立。
山道、歩いてます?

山の舗装路をある程度登るじゃないですか。
すると、駐車場らしき広い場所に出ることがあって、そこに車を止めたとしますよね。
先には、丸太とか加工された木材でそれっぽく整えられた階段らしき坂道がある。
そこから先こそ、山の道。

山の土って、靴の裏とかに結構べったりつきますよね。
砂利とかで舗装されているなら、そこは大変ユーザビリティにすぐれています。

ただ、道に入ってしまえばもう、あとは自然に包まれながらの散歩道ですね。
行くならよく晴れた日がいいです。
木陰で風を浴びる涼しさを感じられます。

雨上がりの日は避けるのが無難です。
水はけの悪い土に捕まると、それはもう。それはもう。

雨の日はやめましょう。
素直に危険です。
ただ、虫はいないかな。

もしかしたら、小雨くらいなら、ほどよい湿り気に癒やされるかも。

ちなみにこの山林の情景、地元の裏山をモチーフを得ています。
雰囲気コミで、だいたいこういう感じです。
私はもう慣れてしまっていますから、散歩するのにちょうどよくて好きですね。

ともあれ。
山林を抜けた先にある広場の見晴らしは、とても爽快ですよ。
わちゃわちゃしながら山を歩く情景。
お楽しみください。


あなたが見た情景』は、目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける、ちょっとしたお話のあつまりです。

どこからでも何話からでも好きなところから読みはじめて大丈夫。
気になったタイトルをひらいてみてください。



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