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結成!「スリランカカレーを作ってみる友の会」

先月のこと。
「新橋で今スリランカフェスやってるよ~!」と教えてもらった日、実は自宅でスリランカカレーを作っていた。
リサーチ不足でスリランカフェスティバルが新橋で行われているとはつゆ知らず、でも偶然ご近所の友人を招いて密かに(?)結成したのが、
「スリランカカレーを作る友の会」^^
なんだか幸先がよいではないか!

一緒に作って食べてくれた友人は、幼いころにスリランカに住んでいたことがあり、彼女のお母さまがスリランカカレーを良く作ってくれたそうだ。
スリランカ料理に興味があるとのことで、よし一緒に作ってこう!ということになった。
わくわく。。

はじめてのスリランカビリヤニ


香りのよいインディカ米の「ビリヤニ」


彼女がぽってりした愛用の土鍋で作った「スリランカビリヤニ」は優しい味わいながらスパイスがしっかりと香る爽快な味。もとはインドの料理であるごちそう「ビリヤニ」はもはや地域で様々な作り方があるようだけれど、スリランカ風を作ってきてくれた!
お豆でつくるドーナツみたいなコロッケみたいな「ワデー」はタミル料理(タミル語だと「ワダ」)だけれどスリランカでも良く見かけて食べた味。
お豆だからお腹が膨れるけど、ついつい手が伸びる美味しいスナック。
美味しい菜種油を家から持参してくれて、揚げ物だけどしつこくならない♪

彼女と私で作りたくなる料理が微妙に違うのも、面白い。

カレーの持ち寄り会みたいで楽しい

私が作ったのは「ココナツチキンカレー」と「ココナツサンボル」、「ジャガイモのスパイス炒め」、「ワタラッパン(これはデザート)」
これらは以前、セイロンティー専門店「MITSU TEA」さんのオンラインレッスンで学んだものやアーユルヴェーダを学んでいた頃のレシピを自分好みにアレンジしたもの。

素朴なプリン「ワタラッパン」

インドカレーとスリランカカレーの違いって?

インドのカレーとスリランカのカレーって何が違うんだろう?
それは、スパイスやココナツの使い方とか、調理の仕方に違いがあると私は解釈している。
例えば、酸味のある料理を作る時にインドならタマリンドを使うけれど、スリランカならゴラカを使うなどはスリランカ独自のスパイス使いのようだ。
私は、北インドのカレーも南インドのカレーも大好きだけど、確かにスリランカのカレーは見た目が似ていても味わいが違う。どこか軽やかで複数のカレーやおかずと一緒に食べ進めると味の違いが実にバランスよくてペロリと完食してしまう。

スリランカには、「インド・タミル」の人も居るから、タミル料理(南インド風)に近いもの、もしくはほぼ同じものもあるけれどやはりスリランカ料理の美味しさはなぜか心惹かれるものがある。
*スリランカには紀元前後から暮らしている民「スリランカ・タミル」と19世紀~20世紀頃にプランテーションの労働者として南インドから移民した子孫「インド・タミル」という区分が一応あるそうだ。(参考:スリランカを知るための58章 2013年発行)

私は、観光中にレストランやアシュラムでスリランカ料理を食べたけれど、一般的なスリランカの家庭の味を食べたことはないので正直この味の記憶が正しいのか分からない。
ただ、日本のスリランカカレーのお店で食べるカレーを食べても虜になるから、やはり結局スリランカ料理が好きなのだなと思う。

スリランカ人のご家族をお持ちの「アハサ食堂」さんで以前レッスンを受けた時、出来上がったお料理の数々がとてもバランスよくて美味しかった。
辛いのもあれば、淡い味のものもあり、スパイシーと安心が交互にやってくる。また受講したい。(今は私自身があるチャレンジの為にレッスンをお休み中。)

そんなこんなで少し自己流も混ぜているかもしれないけれど、スリランカカレーを作りながら、セイロンティー(スリランカの紅茶)を飲みながら、次は何を作ろうかな~と妄想。
彼女の様々な体験を聞くのも楽しい紅茶が進む時間だった^^

彼女からいただいた掘りたて菊芋♪
まずは菊芋ごはんに♪黒コショウのアクセントに。

とにかく、第2回が待ち遠しい♪

今後はちゃんと写真撮るぞ~
←後日、友人から写真いただいたので追加してみました♪


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