3日目:合宿生活

梅雨のくせに夏レベルの快晴と灼熱。めっさ暑い。瞑想ホールは蒸し蒸し状態(風はないほうがいいらしくカーテン閉めてる)。いよいよ扇風機が投入されたのですが、おれのとこまで風届かへんがな。もし参加しようと思う人は夏・冬はやめたほうがいいと思います。そんなデス環境にありながらも、さすがに3日間もスースーやってると、座れば邪念は消えて集中できるようになってくる。リピーターの人に聞くと、サボりがちな2〜3日目をしっかりやっておくと後半戦がのびるらしい。ピッチャーの走りこみ的な。

カ〜ン!カ〜ン!という鐘の合図によって、すべてのスケジュールは進みます。時間厳守も修行のひとつ。瞑想と散歩しかやることないのに案外ヒマではなく。入院してた時に近い感覚でした。こんなとこに来ても、何かに追われる感じはやはり完全ゼロにはなりません。

初めての洗濯。みんな3、4日分ぐらいの服でやりくりしている様子。湿気多いので衣類は速乾がベスト。ユニクロの底力を知る。脱水だけできる洗濯機が1台。しかしポンコツのため、ガッタンガッタンうるさい(後に気づいたがボクの使い方が間違ってた)。ガッタン、ガッタン、ガッタン、ガッタン…ここに来て音楽はもとより一切の音がないのでガタガタ音がドラムビートみたいに聞こえてきて、気づけば裏打ってました。

ごはんは、朝と昼1日2回の菜食ビュッフェ。けっこううまい。献立も工夫されています。白米と玄米とパンが選べるとか、どこのMUJIカフェかと。おしゃれ系カレーの日もあり。パスタ、うどんの日も。フレンチトーストもでました。しかし、まさに黙々と食べるため、味わうというよりも栄養を摂取するという発想に近い。古い生徒(リピーター)の1人が、どんぶりに献立を全部ぶち込んで、麦茶と味噌をいれて毎日しみじみと食ってたのが印象的でした。あれは絶対にマズいはず。夜ごはんはナシ。しかし、朝・昼を腹いっぱい食べると眠くなるので八分目がいいとのこと。少食オブザイヤーのボクでも、さすがに辛いかなと思ってたら、身体は順応してくるのでわりと平気でした。保温水筒を持って行ったのが大正解。はちみつ、レモン、生姜とかが常備されてるので、はちみつレモン紅茶をつくって部屋持ち帰って飲みました。優越感ハンパなし。

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