8日目:トイレにうんこが

子牛のそれかと思うぐらいXLサイズ。しかし不思議と怒りの気持ちはなく。流し忘れたんだな、いや、巨大がゆえに流れなかったのかなと思っただけでした。そういえば、ここに来てから人に対して1回もムカついていない。コミュニケーションがないから怒りも生まれないのか。接触だらけの東京に戻るのが少し怖くなった瞬間でした。

当初は感じてた「スマホのない手持ちぶたさ」も2日目でなくなり。情報に気を取られず、無心の気持ちよさというか、なんか考えてはいるんだけど何も考えていない。目の前のものに見とれて考えが進まない。美術館でアートを鑑賞してる時のような心地よさ。そんな気分を、瞑想したり、日なたぼっこしたりしながら感じていました。

ここに来るとたくさん夢を見ます。潜在意識が活性化するためとのこと。とても書けない犯罪的にエロい夢や、今で見たことない類の夢。そういえば、いちど瞑想中に寝てしまい。夢の中で、なんかの団長に「大声で合言葉を叫べ!」と言われて、静まり返った瞑想ホールであやうく絶叫しそうになりました。ちなみに熟練の人は寝なくても平気らしいです。潜在意識(24時間起きてる)と顕在意識が同レベルになるからだと。ちょいちょい、ほんまかな的な話が織り込まれます。

瞑想はというと、昨日の浄化ショックから立ち直れず、足踏み状態。しかし、何回トライしても全然シュワシュワこないよ…と自己嫌悪するのもまた心の乱れ。すべての感情に揺さぶられず、コントロールしようという気を捨て、自然に委ねるべしと。頭で分かっていてもできない。これが当初言ってた「体験をもって理解せよ」ということか。

瞑想しかすることないので座り続けていると、少しずつ調子は回復。毎回違う感覚を感じたり、何も感じなかったり、感覚があると思ったら消えていったり。すこし冷静になり、ヴィパッサナー(ありのままに見る)そしてアニッチャ(無常)の意味を考え始めました。

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