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NPOバックオフィスのあれこれ Vol.1

こんにちは。この春より新たに参画しました東(ひがし)と申します。現在、会計サポートや休眠預金等活用事業の助成先への支援などを行っています。これからどうぞよろしくお願いいたします!

さっそくですが、みなさんはNPOの収入源の一つである「寄付」をどのように管理しているでしょうか?エクセルに、会計のシステムで、手書きの紙で…など団体ごとに様々かと思います。この寄付者の情報がいろいろなところに分散していると、寄付をした「Aさん」の寄付の履歴を確認するために複数の資料を探さなければならない、住所や電話番号の情報を更新するにもファイルの更新が複数に渡るなどの手間が生じます。

こういった手間をできるだけ削減したものが情報を一括管理する「データベース」になります。「Aさん」の過去の寄付の履歴を一括で追うことができ、必要な個人情報の更新は1回行うだけで完了します。データベースを活用することで、寄付などの支援をもらった方により適切なコミュニケーションを取ることができ、情報更新の漏れもなくなっていきます。

NPO向けに無償や低価格でデータベースを提供しているサービスがあります。いずれもインターネット上でのサービスとなりますが、「Salesforce」というツールは、一定の基準を満たす非営利団体に10アカウントまで無償でライセンス提供を行っていますし、「kintone」というツールは、“チーム応援ライセンス”の適用条件を満たせば年額9,900円(税抜)で900ユーザーまで使用可能なツールです。

この他にも様々なデータベースが提供されていますので、ぜひデータベースの導入を検討してみてください。

東 輝(ひがし あきら)
1989年砂川市生まれ。北海道教育大学大学院修了。これまでNPOにて大学生50名のアルバイトを雇用するサイクルシェア事業の現場運営や防災でのまちづくり業務、研修事業、総務などを担当。2024年2月より北海道NPOサポートセンターに参画、バックオフィス支援業務などに携わる。
・准認定ファンドレイザー ・防災士

【支援者管理ツール導入・運営サポートを行っています!】
当センターでは、支援者管理ツールの導入・運営のサポートを行っています。個々の団体の事務局体制や支援者の種別によってどのようなツールが良いかというところから一緒に検討いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

(サポート料:Salesforceの場合)
・導入支援:200,000円(税抜き)〜
Salesforce導入希望団体の現状やニーズに応じて、導入の設計や設定を行います。

・運用サポート:10,000円/月(税抜き)~
Salesforce導入後の運用について、月2回までのメールでの相談対応を行います。

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