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ずっと大好きだった人と5年ぶりに再会した

どうも、HONOKAです。

2023年10月14日、BPLS3ファイナルとEDP2023が開催されました。

BPLの方はお恥ずかしながら全てをコンスタントに追っているわけではなく毎シーズンなんとなく選手を把握している程度なのですが(言い訳になりますが毎週2時間近く動画視聴に割くのが結構難しく……)それでも決勝戦は非常に楽しめました。
今回特に副将戦と大将戦がかなり熱かったです。ストラテジーでういろう選手がディプストダリアを引いた時とかなんかデカい声出ましたね。私がくれい選手の立場だったら逃げ出してたかもしれないのでプロ選手は本当にすごい。
うっちー選手もストラテジー切られた上でゆーたか選手相手にちゃんとポイント取ってたのすごすぎる。そして表彰式のコメントの「ドルチェさん、やったよ」もうるっとしたり………という感じで、結構BPLちゃんと見てなくても試合見るのはそれなりに面白いです。
ただ、やっぱり応援したいチームをあらかじめ決めておいた方が感情移入しやすいなと感じたのでレギュラーステージから追うの大事かもなあとも。次シーズンは垂れ流しでもチェックしようかなと思いました。
とまあBPLはそんな感じなのと、ライブも去年同様かなりボリューミーで終わる頃には足腰の疲れがすごかった!
そりゃあ5時間以上立ちっぱなしならそうなるか。
Ryu☆さんが三十三やってみんなで高速窓拭きしたのが懐かしくも新鮮でした。以前の雰囲気そのままに新しい曲でこうやって盛り上がれるのって嬉しい!

このような感じでBPL×EDPは今年も楽しかったし、お祭り感覚のライブもいつも行っているようなクラブイベントとはまた違った体験ができて有意義だなと感じます。
この感覚をいつまでも忘れたくないし、やっぱりbeatnationメンバーって私にとって特別な存在なので続く限りは追い続けていたいです。

……前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題に入ります。
今回、EDPの中でも主にL.E.D.さんとのお話になります。

BPLファイナルの告知を最初見た時、実はそこまでモチベーションがありませんでした。
なんなら10/14は某音楽イベントのDJ公募を既に送っており、そっちが万が一通ったら行かないかなくらいの気持ちでした。
結局落選したのでスケジュールは確保出来たのですが。

モチベーションがない理由としては、
・既に去年のライブが自分の中で完成度が高かったこと
・抽選枠はもっとBPLを熱心に追っている方に譲るべきではないかと考えていたこと
・私はライブ目当ての色が強いが、公式からはアーティストより選手を押し出したそうな雰囲気を感じること
・SVIPの金額を払うほどの熱量が今の自分にあるのかと疑問を感じたこと

などなど。
SVIPは特典などが充実している代わりに3万近くするのですが、前ほど無計画で出せるかと言われるとちょっと悩む。それくらい少し億劫になってました。
しかも今年はいつも一緒に行く友人らもまさかの見送り。発表された時点でぼっち参戦がほぼ確定済みです。

そうして抽選受付締切のギリギリまで悩んで、去年の倍率がかなり高かったことを考えながらふと「まあそもそも当たるかも分からないんだし、抽選申し込むだけでもするか……」となりSVIPとSを同時申し込みしました。
その結果、SVIPが当選したというわけです。

SVIPの特典に「アフターパーティー参加権」というものがありました。
公式では「選手・EDP出演アーティストが参加するエクスクルーシブなパーティー」というように記載されておりましたが、具体的に誰が出るかは当日まで分からないといういわゆるガチャみたいなものでした。
このアフターパーティーにL.E.D.さんが参加するとわかっていたなら迷わず抽選も申し込んだのですが、実は似たような特典が過去のEDPで付いてきたことがありまして。
その時もライブ後に中打ちに参加できるという特典があり、私は当時角ちゃんとお話できる!とウキウキしながら抽選申し込み。無事当選するのですが、いざ当日を迎えると打ち上げにL.E.D.さんはいらっしゃらず(先に帰ってしまったとのこと)ですごく肩を落としました。
その時のトラウマがあるので、正直今回もそこまで期待値を上げられませんでした。いざという時ガッカリするのも嫌だったので……。

でーすーがー!

当日を迎え、ライブも無事に終わったところでなんとステージ上にbeatnationメンバーが揃い、アフターパーティーに全員参戦することが発表される。
あまりの急展開に頭がついていけなくなる事態に。

(え、角ちゃんとお話できるチャンス?本当に?)

この時点でかなりソワソワしてました。
最後にL.E.D.さんとお話したのは2018年。
あまりBEMANIアーティスト達が表に出なくなってしまったり、その上コロナ禍もあったし、そうしているうちにもう5年も経ってしまった。

5年も前となると結構、若気の至りといいますか……かなり攻めたファンだったので(詳しくは上記の記事参照)色々迷惑をかけることもありました。
その当時のことを謝りたい気持ちを何年も引きずってきたし、もちろんマイナスなことだけでなく、自身の環境の変化だったり、その間に出た曲の感想だったり…………本当に伝えたいことがあまりにも多すぎて。
でもこのチャンスを逃したら次はもう無いかもしれない。だってここまで5年待ってたのだから。
今思いつく限りの話を可能な限り話そうって思った。


歓談が始まってからというもの、他のSVIPのお客さんや出演者達が交流する中、角田さんの姿をひたすら探しました。
そして視界に入った途端、ああ、ついに……と実感がわかないものの本人の元へ歩み寄る。

「ご無沙汰してます、ほのかです。」
L.E.D.さんと目が合って、私の第一声はそれだった。私の事なんて覚えてるかどうかも分からないのに。
「本当にご無沙汰ですね!」
なのに、名乗った後にこう返ってきて、本当に嬉しかった。分かってくれるんだ、と。

今でも変わらず弐寺を遊んでいること、そしてこうして応援し続けていることに対して感謝してくれた。そういう姿勢が、私の知っているL.E.D.さんそのものですごく懐かしい気持ちになった。
そのあとはひたすら、5年分の空白を埋めるかのように色んな話をした。

DTM始めたことをまず話して、L.E.D.さんがきっかけでサイケ作りたいって思えるようになったことを伝えた。最近はDJ活動もするようになった話をしたらすごく驚かれた。何のジャンルでやってるか聞かれたので、トランスメインでやってることや自分でパーティー主催する話とかもした。
前作でようやくIIDXで皆伝を取ったことも報告すると、「十段とってからが長いってよく言いますよね」と振られ、中伝くらいから足がかりになる練習曲はやっぱり少なくなってきますね~と、ゲームの話もしたり。
あと、SOLID WYVERNが好きっていうのをずーーーっと言いたかったのでとうとう直接伝えられた。角田さんのHARDPSYはサイケが基盤となってるのでHARDSTYLEのプロデューサーがやるタイプのHARDPSYよりサイケの色が強くて好きっていう話とか。
その時思いつく限りの話題を全部振ったと思います。

前までは何話したらいいんだろうとか、いざ話そうとすると肝心な話題を忘れてしまったりすることがあったけど、この日が一番スムーズにお話できたような気がする。
以前は迷惑かけることもあってすみません、と伝えたら全然気にしてなさそうで、そういう所も変わってなくて優しい人だと改めて感じた。

全部の話題に対してレスポンスを返してくれるので話してて楽しいし、本当にあっという間に時間が過ぎてしまい正直何分くらい話したのかあんまり覚えてない。少なくとも10分は話し込んだ気がする。時計を見てないのでちゃんとは分からないけど…。
とはいえ、並んでる人がいたので流石に占拠し続けるのはまずいなと思い(それでもだいぶ話し込んじゃってたので本当に後ろの人ごめんなさい)キリのいいタイミングで切り上げたんだけども、それからちょっとして退場案内されたので本当に与えられた時間のほとんどをL.E.D.さんと喋っていたかもしれない。

私にとってのL.E.D.さんは憧れの対象でもあって、だからフィールドは違うけど私なりに少しでも近づけるように頑張りたいって気持ちがどこかにあった。
L.E.D.さんは、自分の曲やビートマニアがきっかけで曲作ったり、ましてやDJ始めてくれた、他の曲を聴くようになってくれたって話を聞くのはすごくありがたい事だと言ってくれて、私の活動に関しても陰ながら応援してますと言ってくれたのが嬉しかったし、そんな言葉をかけてくださったからには恥じないように活動頑張らないとなと思った。
一方、前ほどは会う機会とか少なくなってしまったけど私も私でこれからも陰ながらファンとして新曲楽しみにしたりしてるということを伝えました。
話の最後に向こうから握手もしてくれたし、会場を出る時も、向こうからレッドブルの缶を当てて来る形で乾杯してくれた。


上記の記事にて泣いても笑っても今年いっぱいで推し活をひと段落するという話をしたのですが、まさか誕生日の1ヶ月前にしてこんなことがあると思っておらず、巡り合わせって不思議だなと思います。

ズルズルと伝えたいことが積もりすぎて引きずって、2021年から有客でまたライブ開催がされるようになって、声出しがとうとう解禁されて…こうして言葉を交わせる日がこうしてまた来るなんて思ってなかった。
半ば諦めていたし、今年も観客側からパフォーマンスをする角田さんを見守るだけなのかなと思ってた。それでももう良いかな、と考えてた。そうして自分を納得させるしかなかったから。
何も変わっていないように見えて、実は良い方向に進んでいるのかなとも少し思えた。
なんだか、自分の中でずっとようやく止まっていた時間が動き出したような気がして、安心して2023年を終えられそうです。

この時ことを思い出す度に感極まって涙が出てしまうのですが、私が音ゲーを続けている限りはきっといつかまたどこかで会えるだろうと信じています。

以前とは違う形にはなりますが、1人のユーザーとして・ファンとしてこれからもL.E.D.さんの作品を楽しませて頂きたいなと思います。

ここまで角田さんのことを推せて、推し続けていて本当に良かったです。


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