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『ワーキングホリデーin宮津』的な

 愛車のスーパーカブで宮津市にやってきたあの日から約1週間が経過。“こっち来てどうや?”と聞かれることが多いけど、宮津には拠点を移す前から頻繁に泊まりで遊びに来ていたこともあって、正直まだまだその感覚。今回は生活をしに来たわけであって、観光とかイベントのために来たわけでもないから、当然何もない日があっても良いんだろうけど、毎日なにか予定がないとソワソワしてしまう。まあ、そもそもそういう性格か。

 そういえば、この記事で最後にチラッと触れていた、“仕事も決まらないまま引っ越した”件について。

 結論から言うと、無事にお仕事をいただくことができました。(これもひとえにある方々のご支援のおかげです。本当にありがとうございます。)

 最終的には自分の手で、“人と人が偶然の中で必然のようなご縁に出会うことのできる場所”をつくることが私の目標で。だけど、場所づくりという点に関しては経験も知識も資金もないわけで、とりわけまずは自分の生活を維持しなければならないというのが現状。だから今は有り難いことにお仕事の機会をいただき、一生懸命励むことが最優先。しかしながら、果たしてそれで自分の目標に充てられる時間はあるのかという問題。

 今回、その目標に近づく、または達成するという目的で宮津へ拠点を移すにあたり、もちろんそこを一番に考えていた。資金づくりのためだけなら、わざわざ宮津へ拠点を移すより効率のいい方法があるはず。例えば、都会へ出てお給料の良いお仕事に就くとか(もちろん簡単な話ではないけど)。でも私が宮津に来た目的はあくまでもそこじゃない。宮津の“人”が好きで、彼らに学ぶことが沢山あって、その背中を近くで見て良いところをいっぱい盗むこと。失敗や経験を積み、自分のものにすること。そして、自分の目標を叶え、誰かに繋ぐこと。それが目的。つまり、生活できるだけの収入の確保と、目標に向けて取り組むことのできる時間の確保、その両者のバランスが取れる働き方が重要だった。

 今回はその意思をお話しした上でお仕事の機会をいただいた。本当に感謝している。まだ、生活もお仕事も全てが始まったばかりで先がどうなるかなんて分からないけど、とにかく今は、叶えたい目標をモチベーションに全ての行動をそこに向けて取り組みたいと思っている。

いただいたタンスのお掃除中

 とはいえそんなに肩の力を入れることもないし、焦る必要もないと考えるようにしてる。冒頭で“まだ遊びに来た感覚”だと言ったけど、別にそれで良いんじゃないかなと。“移住だ移住だ”と言ってきたけど、“移住”って少し大袈裟で重い。あくまでも、“自分のしたい経験をしにきたよ”、“ここに住んでみたかったんだよね”、“でもちょっとお金は必要だからね”っていう感覚で良いんじゃないかな。

 言うなれば、ワーキングにホリデー。“語学を学びたくて”、“海外に住んでみたくて”、“ちょっと出稼ぎに”…そんな感覚と似ている気がする。それが海外じゃなくて国内であり地方であるというだけ。決して簡単なわけじゃないし、苦労することも沢山あると思うけど、あくまでもホリデーだぜって。合わなければ場所を変えてもいいし、気に入ればずっといたっていい。海外みたいにビザとかないし(笑)それくらい気を楽に、生活を楽しもうと。

 わたくし毎日なにか生産的なことをしていないとソワソワして、けど予定を入れすぎても気付けば心がしんどくなってるっていう性なもので。宮津での新生活が約1週間経った今もう一度、目的を明確に、考え方を楽にしておこうと思って。だから今回は自分に言い聞かせるためのnoteでもあるな(笑)また見返そうっと。

 かくかくしかじか、今はこれからの未来にワクワクしかない。失敗さえ楽しみ。

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