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90.奴隷貿易とアシエント権

①人間が商品になるまで

今回のタイトルはなんとなく歴史の教科書っぽいな。

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大航海時代。インディアンたちはタバコを吸っていた。ヨーロッパ人が吸ってみたら気持ちよかったので輸入することにした。しかし、病気や戦いで働いてくれる人口がどんどん減少していった。

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アメリカ大陸にいる労働力を補わないといけない。どこから連れてくるのか。

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ポルトガルはアフリカ大陸に武器を輸出していた。

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アフリカで部族同士の対立が激化していたからだ。ベニー王国やアシャンティ王国は銃を持って弓をもっていた他部族を捕虜にしていった。

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戦いに勝利し、捕虜が溜まったいく。しかし、財政がどんどんきつくなっていく。

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このままで部族を倒すためのお金がなくなってしまう。そうだ、奴隷と武器を交換すればいい。アフリカの黒人が黒人を売ったのだ。

売られたポルトガル人は困ってしまった。人間をさばく場所がない。一瞬、間があって気が付いた

ポルトガル商人「スペインの植民地に売ればいいんじゃね?」

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ここで問題が。

トルデシリャス条約があってスペインとポルトガルの支配領域が違う。商人が勝手に黒人をスペイン領に売ることはできなかった。商人たちはポルトガル王に頼みにいった。

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ポルトガル王が商人に黒人奴隷貿易独占権を与えたのがアシエント権。

②アシエント権の行方

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最初はポルトガル商人がアシエント権を保持。

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ポルトガルがスペインに併合されてもスペイン王がポルトガル商人にアシエント権を与えた。

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ここで問題発生。スペインの王位継承問題が発生し、戦争に発展した。

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フランスのブルボン家が勝利し、ルイ14世の孫がスペイン王に即位。

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ポルトガル商人ではなく、フランス商人にアシエント権を与えた。

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アン女王戦争の講和条約で、フランスを叩きのめしてイギリスが勝利。そしてイギリスはこのアシエント権をフランスが奪い、イギリス商人に与えた。こうしてイギリスが奴隷貿易の中心になる。

③イギリスの奴隷貿易

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奴隷貿易の港がリバプールにある。そして産業革命で栄えたのはマンチェスター。位置が近いのも関係があるのだ。産業革命にも奴隷貿易は大きく関わっていた。

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黒人を運ぶには効率をあげないといけない。大量に送って低コストで運ぶ。人間ではなく商品だから丈夫な人間を運ぶ。1000万人が貿易の商品として送られ、死んだらサメの餌になる。

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何度見てもこの絵の衝撃たるや筆舌に尽くし難いものがある。

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運び込まれた奴隷は市場に連れて行かれ、タバコ畑の主がやってくる。歯をみて丈夫かどうかを判断し、購入すれば焼きごてで家紋の印をする。奴隷を下ろした船は奴隷が作った商品作物を積んでイギリスへいく。効率がいい。タバコと砂糖だ。

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高校教諭。ICT活用が研究対象にならないくらい当たり前の状態にしたい人。

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