日本の識字率は高くない。
最初に、この記事は完全に印象論でしかありません。
偏差値があまり高くない、むしろ低い層の学校に通っている生徒を見ると、教科書がまともに読めない。
掲示物の漢字が読めない。
教員の言っていることが全く理解できない。
保護者あての文書に何が書いてあるのかわからない。
高校3年生で足し算と引き算をやっている(しかもできない)
これは日本の識字率は99%なのか本当か疑いたくなるレベル。
背景には、複雑な家庭環境などので文化に触れられないという文化資本の喪失です。
文化資本がなくなって実際、いきていけます。
「頭悪いなんて余計なお世話だ。世の中は格差社会だ。」
一番の懸念は言語が制限されていて、感情が制限されているということです。
怒りという感情をコントロールするには表現し、共感してもらい、初めて解決へと動きます。しかし、この「怒りの表現」という感情表現に言語が少ないとどうなるか。
「うざい、キモ、しね。」
になるんです。言語が限定される=感情が限定される。そして感情のコントロールが次第に難しくなり、精神が蝕まれていき、仕事もできなくなり、貧困は連鎖していく。
偏差値が低いと感情表現が制限されます(傾向があります)
語彙を増やすこと、識字率をあげることで感情のコントロールができ、結果的に経済格差からの脱出の糸口になると思います。
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