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日々。

noteが好き。

わたしの記憶、思考を残すことが好き。

そして、この記録たちが
いつかわたしを救ってくれることも知っている。

好きな人との出来事を書くことにも
わたしにとっては意味がある。

彼との関係で不安になってしまう時
もう辞めた方がいいと挫けそうになる時

彼と過ごした優しくてあたたかい時間の記録を読むことで、救われる。

そしてまたひとつ、彼を大切にしたいと思う。

だけど、先日彼と話しているときに
ふと、noteに書くことが怖くなった。

彼とわたしの間の出来事や会話は
彼にとっては、2人だけのものなのではないか?

なのにわたしは、それを世に公開している。
それってすごく、彼を裏切っているのではないか?

わたしは、彼を裏切ることが一番怖い。
彼を悲しませたり、傷つけたりすることが一番怖い。

だけど、noteだから、ただの日記ではないからこその良さがあるのも事実。

ここにいる優しくてあたたかい人たちに
見守られている心地よさ。

ときどきいただくコメント。

それらに助けられて、わたしは彼との関係を守れているような気もしている。

今はまだ、答えを見つけることができていないので
この出来事を以て、すこしだけ彼のことを書くのはお休みにしてみようと思う。

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先日の夜のこと。

ホテルで2人で過ごした時の思い出話をしていた。
「楽しかったね」「あの時はああだったね」と
普通に、楽しく話していたはずなのに

わたしの些細な一言が彼をもやっとさせてしまったらしい。

はじめてだった。

彼が嫌な気持ちをぶつけてきたのは。

いつも、わたしばかりが
嫌だったことや、不安なことをぶつけて
「ごめん」と言わせてしまうから、
とても戸惑ったし、関係が終わってしまうのではないかと怖くて涙が出た。

でも、

もう何度も向き合ってきたおかげか
お互いに思いやりをもって話し合うことができた。

それぞれの思うことを伝え
その度にお互いに
「ごめんね」と言い合った。

彼は「こうやって時間をかけて考えてくれるのがありがたい」なんて言ってくれたけれど
それはこちらの台詞だ。

今まで、わたしの考えすぎる癖を
最後まで受け止めてくれた人などいなかった。
みんな、面倒くさがって''重い''だの''メンヘラ''だの、そんな言葉で片付けていた。

彼も前は「重い(笑)」とふざけて言ってくることはあったけれど、最近変わった。

わたしの意見を受け止めて、彼の意見を言ってくれて、2人が納得いく方向にちゃんと歩んでくれる。

最後には
「いつもありがとう」と言い合った。

喧嘩をしたわけではないけれど、
仲直りのような雰囲気になったとき

ふと、涙が溢れそうになった。

「やばい、なんか泣きそうになった。気持ち悪いね(笑)」と言ったら
「安心したんだよね。安心の前には、不安があったんだよね。ごめん。」と言ってくれた。

ああ、わたしはこの人をずっと大切にしよう。

こんなにも誰かがわたしと向き合ってくれたことがなかったから。

ずっと、なんてないこともわかっているけれど
わたしが、わたしのコントロールできる範囲で
彼をずっと大切にしたい。

「仲直りみたいになると、会いたくなるね」と言う彼。

どこまでも愛おしい。

彼といると、わたしはわたしを好きでいられる。

彼のそばに居られるくらい、素敵な人になれている気がして。

もう、好きだなんて言えないくらい
彼を大切に思っている。

この夢を、もう少しだけ見ていられますように。






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