見出し画像

大河ドラマ「どうする家康」が楽しみ!

今回のNHK大河ドラマを観ています。
「どうする家康」

わたしは歴史が全くわかりません。

だけど、この年になって、富士塚というものに興味をもったら、それをきっかけに、苦手だった地図を片手に地域を巡るようになり、歴史の面白さに目覚めてきました。

富士塚を知ることで、
何が知りたくて歴史が面白くなってきたのか。
キーワードで言うと、
東京
富士山
徳川家康
であり、

徳川家康が
現在も日本の都市として世界に誇れる東京という街に
目をつけたのには、
富士山と関係があるのではないかということが
とても気になりだしました。

当時おそらく今よりもずっと、いたるところから富士山が見えたと思われ、その神々しい姿にパワーを感じたからこそ、富士講なるものができましたが、
東京だけでもこんなに富士塚が今でも残っているなんて、当時の盛況ぶりは尋常ではなかったであろうことを感じます。

徳川家康も、きっとこの富士山パワーを感じたはず!

そんなことを考えていたら
次の大河ドラマは徳川家康とわかり、
歴史が全くわからないだけに、
徳川家康という人はどんな人だったのだろう?と興味しんしん!富士山のことはでてこなくとも、家康の運ということが描かれていないかも期待しつつ
観てみよう!と思いました。

このドラマ、歴史に詳しい方がみると、大変気になる点が多いとのことで、ツッコミどころ満載と書かれているかたもいらっしゃるので、そうなのかあと思っていました。

たしかに、びっくりするくらい弱くて、ええっ?こういう人だったの?なんて思うことも。

ドラマでの家康は、子どものころから弱くて、負けて泣いて傷だらけで逃げ腰で、殿になってからも部下たちに「お前たちの好きにしていい」などと言い、自分についてこなくても他の強い指導者に付いてもいいぞ的なことを言ってしまう、なさけないほど自信なさげです。
だから「どうする?家康」というタイトルなんだなってくらい、「弱さ」を強調しているように感じます。

でも、徳川家康が題材だなんて、それこそ詳しい方がたくさんいるであろう人物。脚本を書かれる方も適当な資料や軽い気持ちでは作品を発表できないだろうなぁとも感じ、この人物で描きたかった強いテーマがおありなのだろう、それはなんなのだろう。と興味深く毎回楽しみに観ています。

この弱さ、とても気になっています。
徳川家康はこんなに弱かったから、戦いは大嫌いだったのかもしれません。当時の価値観を考えたらそんなことを男が言うなんて!というくらい恥ずかしいことだったのではないかと思えますが、ドラマの中では竹千代に「お前の弱さが人を動かす。人はお前を助けたくなる」と言う場面などもあり、弱さというものが、けして強くないというわけではないというメッセージを感じます。
そして実際、家康はいろんな人に助けられて窮地をのがれる場面も多く描かれています。

家康の運

わたしが一番今興味があるのは、この家康の運です。

こんなに弱くて逃げ腰なのに
でも天下をとった歴史は真実。

もう戦いはこりごりと思った家康は、
戦国時代という、まさに戦いがすべて、強さとは武力という時代の価値観をスッパリと変えるような戦略で時代を切り開こうとしたのではないか。
戦わずして国をまもり、国を成長させることができるのではないかと考え、それを実際に形にするには…

たまたま最近読み出した「孫子」は
兵法の書と言われていますが、
読み始めてみたら、
戦争はやめた方がいいという内容であることがわかり
びっくりしました。

いやもちろんさまざまな戦い方が書かれてはいるのですが、戦争だけでなく、人生における戦いが書かれていて、現在の最強のビジネス書といわれている所以もよくわかりました。

「孫子」は中国最古の兵書であり、
家康ももちろんこの教訓を取り入れていたにちがいありません。

それこそ毎日が生きるか死ぬかの瀬戸際であり
どうにか平穏無事な毎日がすごせる時代を築きたいと

弱かったからこそ
その思いは切実だったことでしょう。
それこそ
死に物狂いで、その方法を考え
まわりに助けられながら

運をみかたに

江戸に幕府を開いた家康。

「孫子」が
家康の戦法も生き方も指南し
家康の弱さをもこえる
強さを
引き出したのかもしれない。

歴史に疎く、わからないだけに
今自分の目の前にある材料だけであれこれ勝手に考えてしまいますが、

強さとは何かということ

これからも富士塚をめぐり、家康を思い
大河ドラマもみながら
考えていきたいなあと感じています。

「どうする家康」これからも楽しみです!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?