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「見る側」にいることの焦燥感

私はエンタメコンテンツが大好き。
映画・アニメ・ドラマ・アイドルなど誰かが作り上げた世界にどっぷりハマり現実逃避する時間が大好き。

映像作品でもアートでも、誰かが物凄い熱量を注いで時間を費やして世の中に創造してくれたものを享受できる今の世の中をすごくありがたいと思うし、もっとお金を払いたいと思う。

しかし、長期間「見る側」だけに徹していると、
突然自分は何も作り出していないな。と焦燥感に襲われる時がある。

この現象の理由は明確で、
私も「作る側」でいたいという欲求からなんだろう。

私は、あまり人に見せないが絵を書いたり文章を書いたり動画を作ったり。作ることが好きだし、何かを作っている時・完成させた時に生きている実感を持てる。
自分のことを「何かを作らないと価値がない」まで追い込んだ時期もあったし、自分は感動を与える側にはなれないんだと諦めたこともあった。
でも、やっぱり何かを生み出す時に一番心が躍る。

作る側の苦悩がわかるからこそ、世の中のエンタメに最大限の敬意を持って楽しませてもらっている。

たまに来る焦燥感や虚無感は、そろそろ何かを作りたいと思っているサインなのかもしれない。
上手い下手とかどうでもよくて、「私は何も作っていないな」と落ち込むのではなく、「私も何か作ろう」と机に座ることが今できる最善策なんだろうな。


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