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クルーズでのこの1年間を振り返りました

2021年10月16日(日)時刻は0時01分。
クルーズに入社をしてから丸1年。

ちょうど今から1年前。新卒で入社をしたHRtechベンチャー企業として今もなお成長し続けるネオキャリアを退職し、セカンドキャリアとして異業界であるCROOZへの入社を決意した。

1年間たった今の感想を一言でいえば、「もう1年!?」である。そのくらいこの1年は毎日変化だらけで刺激だらけで「余裕」とか「落ち着いてる」とかそんな暇は一度もない、それくらい濃い1年だった。

今回の記事では、この1年間の自身の活動について振り返りつつ、次の1年をどのようにしていくといった方針について語っていきたいと思う。

以下のような胸の内を持っている人にはぜひ読んでもらいたい。
自分でいうのもあれだが、一つ以上は持ち帰れるものは書いているはず。

・採用人事からのキャリアをどう広げるか考えている人
・他社の人事がどんなことやってるか知りたい人
・異業界への転職ってどうなのか興味がある人
・ベンチャーで2年以上経過してこれからどうするか分岐点にきてる人

入社2日前に学生3,000名が参加する超大型イベントでCROOZとしてプレゼン

CROOZに入って(正式にいうとまだ入社していない)最初の大仕事は、就活生3,000名が参加する超大型イベントに登壇することでした(僕がプレゼンした時は同時接続800~900名くらいだったかと)
おそらくこの記事を読んでる人事の方はご存知な方も多いかもしれませんが、NPO就活支援団体エンカレッジが毎年2回、5月と10月に開催しているキャリアシアターというイベントに登壇しました。しかも1日目、順番は一番最後というオオトリでした、、、!

転職するならまずは自身の得意から始めたほうがいい

これは完全な持論なのですが、転職というものを、業界と職種で分けると下記4パターンがあるわけですが、

①同業界・同職種での転職
②同業界・未経験職種での転職
③異業界・同職種での転職
④異業界・未経験職種での転職
(ちなみに僕は③に該当します)

業界はいったん置いといて、まずは自身の得意な職種から取り組む方がいいのかなと思っています。※未経験職種がダメといってるわけではないです。
理由はシンプルですが「最速で最も成果を出せるから」です。なぜ最速で成果を出せることが重要なのかというと、確かに前職での実績等を見て採用は評価されていると思いますが、評価されている=信用されているではないからです。個人的には「自分の理想とするキャリアアップ」だったり、「その会社でこんなことがやりたい」ってことがある人ほど、まずは「信用をいかにつくるか」、それこそ新卒1年目くらいのスタンスでやった方がいいと思ってます。むしろ、入社して数か月たっても「前職の時は・・・」とつい口から出ちゃう人は危険信号だと思った方がいいです。最初の1か月はともかく、2か月以上前職を引き合いにあーだこーだいう人は周りが冷めてしまいます。

CROOZに入って2度目の大仕事。採用戦略からすべての意思決定権を任せていただく

正直に言います。僕は新卒1年目から(つまりネオキャリア時代)から新卒採用をずっと携わってきて、それなりに採用はできるものだと過信していました。そんな中で入社して2週間経った頃、上司である諸戸から「22卒採用戦略から予算決定、戦術策定、選考フロー、評価全部任せるね」この一言から、すべては始まりました。

ちなみに上司、諸戸からみた僕の評価はこんな風に見えてるみたいです。
(ぜひ下の諸戸の記事も読んでください)

僕的にはうなぎというか、もはやピラニアのように仕事に貪欲な彼は「とにかく俺にやらせろ」という気持ちが非常に強い(いい意味です)。

「やったことがない」は言い訳。無茶振りこそが成長ドライバー

もちろん、採用戦略を0からつくった経験は僕にはありませんでした。
はたまた自分で予算投資を意思決定したこともありませんでした。
ただ、僕にはこれは特大チャンスでした。
なぜならば、前職にそのままいればおそらくあと2年は回ってこなかったであろう意思決定権が経験できるからです。そして、採用を経験してきたとはいえ、採用担当者~採用マネージャーくらいのポジションの経験だけでは、「採用ができます」と言えたものではない、と一番自分が理解していたし、経営戦略そして、事業戦略を理解し、人事戦略したがっては採用戦略を司り、リソースの投資、採用の仕組みの構築をして初めて「採用ができる」といえると考えていた僕にとってはまたとない機会でした。

ここではじめて、採用を一つの事業として捉える視座を養うことができたのではと今では思っています。常に「事業を伸ばす」ためには「どんな人財が必要か」そのターゲットは「何から情報を得て」「何を比較していて」「何を会社に求めているのか」とか本当に1日も休むことなく、考え走り続けました。結果としては、下記ツイートに振り返っている通り、まだまだこっからって感じです。

入社して半年後、CROOZ本社、社長特命執行部への異動

クルーズグループに入社してはじめはメイン子会社であるCROOZ SHOPLISTで新卒採用責任者をして、3か月後には中途採用をすべて管掌するようになり、半年後、グループ会社の経営や事業管理、採用・広報活動のサポートからM&A戦略の立案・実行、IR関連業務など多岐にわたる業務をしているCROOZ本社の社長特命執行部に異動となりました。

CROOZ SHOPLISTにおける新卒採用と中途採用、そして社員の制度周りも担当するくらいに自身の管轄は広がっていましたが、この異動でさらにドッと領域が広がることとなりました。

これは実は僕の希望による異動でした。
その理由は下記の記事にもまとまっていますが抜粋すると、

私は自分が働き続ける理由を「世の中に自分が生きた証を残すこと」だと思っています。ほんの少しでも社会をいい方向に変える存在でありたいと思っていて、ビジネスはその変化を起こす手段だと捉えています。であれば、やはりまずは事業をつくり、動かす経験を積まなくてはならないだろうと考えるようになり、「事業の仕組みを学びたい」という思いがありました。「社長特命執行部に入れば事業の仕組みをつくる経験が積める」と感じ、手を挙げました。

つまり、自分自身の将来成し遂げたいこととして、「自分のいた世界といない世界に差分をつくりたい」、そのために「事業をつくる」「仕組みを学ぶ」この2つを経験すべく、本社へ異動をしました。正直、ここに関してはまだまだこれから加速していくところなので、話は割愛しますがそのうちまた書こうと思います。

最後にこれを読んでくれた社会人の方、特に人事の方へ

この1年間を総していうならば、
「ルールや仕組み中で成果を出そうと取り組む」より「ルールや仕組みをツクル側に回り、そこで成果を出そうと取り組む」方が100倍大変だし、100倍難しいし、100倍面白いなと思ってます。つまり「作られたフレームの中で生きるよりフレームごと作っちゃう方が刺激的だ」ってことです。
もちろん、ツクル側になると責任に押し潰されそうな瞬間だったり、真っ暗な中、意思決定をするような感覚は何度も味わいますが、その分やったった感は最高です。これは何も部長だったり、上司だけの仕事じゃないと僕は思っています。社会人も2年目、3年目となると、よくも悪くも要領をつかめちゃうので自身の成長差分を感じにくい時期でもあると思います。(僕もそんな時期がありました)ただ、結局は自分で行動し始めないと何も変わらないですし、茹でカエルになる前に、まずは行動から変えていくといいのではと思います。(そういう意味では今となっては生意気な話ですが1年目から上司のカレンダー常に開いて何してるかずっと聞いてました、、隙あらば自分ボールにできるように)

この記事が読んでくれた方の何か一つでもきっかけになれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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