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行政書士試験に不合格になってしまったときの自己分析の仕方。

~~2024.2.2追記~~

R5(2023年)の合格率約14%、合格者約6500人であることを受けて、

行政書士試験は「難しい」から「ソコまでは難しくない」かも?

と私は若干難易度の考えを修正する方向でウォッチしています。

※簡単な試験と言っているわけではありません。
以前の行政書士試験は難しかった!とマウントをとる意図もありません。


ただ、当たり前ですがR6も、同様の合格率、合格者数が継続されるのか?はわかりません。

「基本を大事」にしつつ、難易度が難化しても良いように対策しておく方が無難と私は考えています。


私の以下の記事は、

・行政書士試験の合格率が11%前後で
・合格者人数が5000人前後


に調整されるであろう前提での考察です。

~~以上追記終了~~


行政書士試験は、一部の人から簡単な試験と揶揄されますが、実際に受験した経験をもつ私からすれば十分に難しい試験です。


簡単ではありません。


難しいと思う最大の理由は

・勉強時間でゴリ押ししても
・過去問の全部丸暗記しても
・ある特定の問題集を何十回転しても
・高額な予備校等を受講しても


合格できるとはかぎらないからです。

行政書士試験は思ったよりも難しいゾという話。


合格率が15%超の宅建試験までであれば、勉強時間のゴリ押しや過去問丸暗記作戦は、原則、通用しやすい傾向にあります。


が合格率約10%の行政書士試験になると、高確率で当てはまりません。(と私は思っています。)


さらに難しくするのが、合格1歩手間にみえる170点台の不合格であっても、実は全然惜しくないという残酷な現実です。

170点台で不合格になってしまった方が翌年合格しているか?をチェックすると人によってはそこから何年も不合格になってしまっている場合も見つけることができるからです。

詳しくは以下で書いています。(無料ですべて読めます)


受験生からすると、

・1500時間勉強しようが、
・〇〇問題集を20回転しようが、
・高額の教材を購入しようが、

170点台で何年も不合格になる可能性があるかなり厄介な試験だと思えます。


そのことを踏まえると、不合格になってしまった際に、

自己分析をせずに、「実力不足だから勉強するのみ!」と猛進してしまうと逆効果

で長期受験生になりえるリスクが高くなるので注意が必要と私は思っています。


自己分析をしないのは、車で言えば、初めて行く遠方の目的地にナビを使わずに、道路標識と自分の勘を頼りに向かうようなものと私は思っています。


ナビを使わなくも「いずれ着くかもしれないけど、時間かかるんじゃないの?」と思います。


自己分析はナビにあたるものだと私は思っています。


最悪は北を目指すべきときに、南に爆走する場合もあるわけです。
そんなバカなと思うかもしれませんが、しっかり分析せずに「自分の勘」で爆走するわけなので、そういうこともありうるわけです。


というもの、私はR2に初めて行政書士試験を受験した際に、何も考えずに自分の勘を頼りに、1200時間超勉強し本試験に臨んだら、惜しくもなんともない不合格になるという苦い経験をしました。


R2の行政書士試験


私自身が北に向かっているつもりで南に爆走した経験があるわけです。

その南に爆走した記録は以下で書いています。


もちろん、自己分析せずに猛進するのも個人の自由です。
が、個人的にはしっかり自己分析をした上で勉強をした方が合格率が高くなると思っています。


そこで、私だったらどこをどのようにチェックし、どのように自己分析するのか?を具体的にご紹介しようと思います。


当たり前ですが、自己分析をすれば確実に合格確率が上がるものではありません。その点はご理解くださいませ。


自己分析はある意味で自分の弱いところと向き合う作業になります。
そういうことが苦手な方には、おすすめしておりません。


自分の弱いところにも向き合って現状を打破したいと思う受験生の一助になればと思って記事を書かせていただいています。




前提:こういう自己分析をするのは良くない


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