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醜さの中に秘めた美しさ

私は最近周りのしょうもない奴らを見て本当にしょうもないなと思います。
この世の9割くらいの人のことが嫌いです。
同じ高校生を見てても、ああ、しょうもないなと思います。

でも本当のところ、
1番しょうもないのは自分なのです。
しょうもないし、どうしようもないなあと思います。
いつもまわりを見下して生きているから、どこに居ても上手く馴染めず1人になるのに、‪私は学びません。

自分は周りとは違うと勘違いしていたころは幸せでした。
自分は周りと違いと思っていたけど、そんなことなくて、なんなら劣ってると気づいてしまったとき、私はどうしようもなくなりました。
誰が救ってくれるのかなあ。

そんなとき大森靖子さんのきもいかわという曲に出会いました。

3年前靖子ちゃんの曲を聴いてもあまり刺さらなかったのに、ちゃんと自分を嫌いになってからは
靖子ちゃんの曲に泣かされたり、救われたり、死にたくなったりする日々です。

「ぼくを医者は救えない
僕を警察は守れない」
「ぼくじゃぼくを救えない」
「歪んだ人生を真っ直ぐ生きるからぶつかって」

本当に、なんて、素晴らしい歌なんでしょう、、

誰も私を救ってくれないし、私は私を救えない。
でもだからこそ私は私でいられるのかなあ、
そう思いたいなあ


醜いものというのは一般的に大衆からは避けられるし、そもそも見向きもされません。
でもそういうものにあえて目を向けてみたとき、美しく思う瞬間があります。

抽象的すぎて難しいかもしれませんが、
最近家の近くの用水路が水抜きされていて、水が沢山あったときには見えなかったようなポイ捨てされたゴミなどがたくさんあります。
「汚いなー」と思いながら見て歩いてました。
だけど、なんかキラキラしたものがあって
よーーく見てみても、結局なんなのかはよく分かりませんでした。
でもキラキラしてて綺麗でした。
ポイ捨てはよくないけど、綺麗でした。

そんな感じです。

いや全然違うな!言いたいことと!
でも、何となく分かりませんか?

醜さの中にある美しさに気づける人になりたいものです。

なんかいい例えが思いつきました。

燃え尽きながらも自分を削って泥臭く生きてる人に私はとても惹かれます。
でもそういう人って大体周りからは煙たがられてしまいますよね。
でも私はそういう人を見てただ単純にかっこいいと思います。

そういう人たちが残す作品はとても美しいと思います。
その人たちを醜いとは言わないけど、そういう周りから煙たがられてきたような人間が自分削ってまで残そうとした''何か''に目を向けて、例えば曲だったら、結局はどんなことを伝えたいのかとか、何を思って書いたのかとか、そういうところに目を向けると心に直で届くものがあります。

そういうものにとても影響されるし、心を打たれます。
大衆からは理解されないようなものを、歌にしてくれている人がいるとやっぱり救われます。

普通になれないことを悲しんで死にたくなってしまうことばかりだけど、普通じゃなかったから私はこういう感性を持って今を生きているし、そういうものが刺さるんだなあって思います

私も自分にしか分からない劣等感だとか悔しさだったりとか世の中に対する不平不満だったり、殺したいあいつのことや壊してしまいたいあのことだったりを何らかの形に残してやるぞという強い意志を持っています。

なんで自分は自分なんだと自分を殺してしまいたくなるくらい頭がおかしくなってしまう夜があったりするけど、

普通に高校行って普通に友達作ってなんとなく生きて、そんな人生も私にはあったのかもしれないけど、そうじゃない人生だったから出会えた人がいたり、

いつか私に、
「私でいてよかったね」って、
「私が私でよかったね」って
言ってあげられるようになりたいです。

話戻るけど、大森靖子さんのインタビューやドキュメンタリー的なものを見て私は更に生きてやるぞ!と思いました。

生きてなければ嫌いなあいつは殺せないし。
生きてなければ好きなあの子と結婚できないし。

生きていればどうにかなるなんて思えないから思わないけど、

生きていればできることはあるんだなあと思います。

今の私に、知らない画面の向こうの誰かを救えるような力も技術もありません。
だけど大事な誰かが死にたいだとか消えたいだとか思ったとき、一緒に嫌いなあいつぶっ殺してから死のうやー!!!!!
って、言って、一緒にいるよって、伝えられる人でいたいです。

そういえばあんまり関係ないけど友達が生きがいがないことに悩んでいました。難しいですよね

でも生きがいとかってそんな大それたことじゃなくていいと思います。

そいつに言ってやりました。
生きがいなんて好きなバンドのライブで行くでええやろ!って

好きなバンドのボーカルがMCで言ってたやろ!
死にたくなったらまた来いよって!
って言ってやりました。

救われるのなんてそのバンドがライブしてる数十分数時間なんだろうけど
その短い時間のために頑張れること、そのために生きること、それって素晴らしいことだし十分すぎる理由ですよね

人に胸張って言えることを生きる理由にしなくてもいいと思います。
自分さえ分かればいいと思います。

行き詰まった時息詰まった時救われたものでいいと思います。
難しく考えず、シンプルにでいいと思います。

大声で言えるものが好きなものじゃなくてもいいと思います。
本当に、自分の好きをもっと大切にしてほしいです。

この音楽はどうだとか、イケてるとかイケてないとか。
そんなん言ってる奴は全員ダサいんだから真に受けなくていいよ

まっさらな状態で自分の好きを好きと言おう
もう少し、それがしやすい世の中だったらいいのにね
でもそうじゃないから苦しいね
でも私は否定しませんよー


最近作った曲の歌詞とか
ちょっと載せちゃいますかー

この世が生きづらいのなんてどうせ
あたしが死ぬまで変わんないと思うし
そもそも生きるとか死ぬとかよく分かんないし
それでもやっぱりあたしは毎日毎日死にたいとか言って
なにかに縋って救いを求めてしまうけど
やっぱりこのまま死んじゃったら
地縛霊とかになっちゃう気がするからさ
嫌いなあいつをさ、一緒に殺しちゃおうよ

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